こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記を書いています。
今回のテーマは、ケアンズの特産品として人気の高い「ビール」。
オーストラリアでは日本よりビールの価格が高いため、適当に選ぶと後悔することも…。
そこで失敗しないための「ビール選びの3つのポイント」をご紹介!
自分好みの一杯を見つけて、ケアンズの味を楽しんでくださいね。
オーストラリアのビール事情
オーストラリアはビールの種類が豊富!
日本はラガーがメインですが、オーストラリアではラガー以外にも、ペールエール、IPAなど、各地のブリュワリー(ビール醸造所)でオリジナルビールを楽しむことができます。
ケアンズでは、地元の人気銘柄「フォーエックス(XXXX)」をはじめ、クラフトビールも充実。
アルコール類はスーパーマーケットで取り扱っていないので、酒屋で購入します。
私はBWSという大手チェーンの酒屋で購入しました。(ケアンズ市内に3店舗)
日本へお酒を持ち帰る場合、免税範囲は760mlのボトル3本(合計2,280ml)まで。
これを超えると関税がかかってしまうので、お土産選びの際は、この上限をふまえて計画的に選ぶのがおすすめです。
★最新の税関情報はコチラでチェック
よく聞く「ラガービール」とは?
飲食店やブリュワリーでビールを注文するとしたら、あなたは下記のメニューの中からどれを選びますか?

<メニュー>
1.ラガー ABV3.5% IBU16
2.ラガー ABV4.2% IBU20
3.ペールエール ABV5.1% IBU35
ここで即答できた方は、おそらくビール通ですね!
「ラガーは聞いたことあるけど…」
「ABVはアルコール度数っぽいな」
「IBUって何だろう?」
そう思われた方に向けて、わかりやすく「自分好みのビールの選び方」を説明しますね。
まず基本情報として、日本のビール市場は9割がラガーと言われています。
ビールを飲む頻度が「飲み会で飲むくらい」という方にとって、どのビールを飲んでも同じ味に感じるのは、すべて「ラガー」という同じジャンルのビールだからです。
発酵方法によってビールは、「ラガー」と「エール」の2種類に分類されています。
ラガー | エール |
---|---|
下面発酵/低温で長時間 | 上面発酵/常温で短時間 |
喉ごしスッキリ | 芳醇な香りと味わい |
日本人好みのビール | 日本では少数派 |
キリン一番搾り、サッポロ黒ラベル、サントリープレミアムモルツ等 | サントリー香るエール、エビスプレミアムエール等 |
特徴としてラガーはゴクゴクと喉ごしを楽しみ、エールは濃厚な味わいを楽しむという違いがあります。
そしてラガー、エールの中でもさらに細かく分類されています。
<ラガー Lager> スッキリ
・ピルスナー Pilsner
・シュヴァルツ Schwarz
など
<エール Ale> 濃いめ
・ペールエール Pale Ale
・アイピーエー IPA
・スタウト Stout
など
すべて覚えるのは大変ですが、日本のビールに近いものが良いなら「ラガー」と「ピルスナー」、じっくり味わいたいなら「エール」と「IPA」という言葉を知っておくだけでも、好みのビールを選びやすくなります。
「アルコール度数」と「苦み指数」を知る方法
日本のビールの平均的なアルコール度数は何%くらいだと思いますか?
正解は約5%です。
オーストラリアビールのアルコール度数は、ABV(Alcohol By Volume)で表示されていますので、日本と同じくらいのアルコール度数のビールが飲みたい場合は、ABV5%と表示されているものを選びます。
そしてもう一つ、好みのビールを選ぶ基準が「苦み指数」です。
IBU(International Bitterness Unit)という単位で表示されていますので、日本のビールに近い苦みを求めるなら、IBU15〜20のものを選ぶと良いでしょう。
アルコール度数と苦みのバランスを見ながら、自分好みのビールを見つけてくださいね。
ケアンズで買ったビールを紹介
ラガー好きな夫が、現地で選んだのがこちらの4種類です。

- XXXX GOLD
- GREAT NORTHERN / super crisp
- CARLTON DRY / ultra smooth
- VICTORIA BITTER
缶ビールの平均価格は1缶(375ml) 5ドルくらいで、日本と比べると2倍以上のお値段でした。
XXXX GOLD(フォーエックス ゴールド)のロゴは、街中のあちこちで見かけました。
ケアンズのビールで迷ったら、とりあえずコレ!といった定番ビールです。
私も飲んでみましたが、あっさりしていて飲みやすかったです。
他のお土産ビールについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【まとめ】自分好みのビールを見分ける方法
ビール選びのポイントとして、覚えておきたいのが次の3つ。
- ビールは大きく分けて2種類。スッキリ系のラガーと濃厚なエール。日本のビールはラガーが主流
- アルコール度数はABV〇%と表記している(日本ビールの平均はABV5%)
- 苦みはIBUで表記している(日本ビールの平均はIBU15-20)

この3つを押さえておけば、ビールのメニュー表を見た時に自分好みのビールを選びやすくなりますよ!