こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記をお届けしています。
今回は熊野三山めぐりについてまとめました。
熊野三山とは?
過去に三重県の熊野古道へ行ったことがありました。
当時は熊野古道のことを知らず、「古いハイキングコース」という認識でした。
和歌山も同じかと思っていましたが、一緒に行く友人から、
「せっかくだから熊野三山は行きたい。今年は世界遺産登録20周年だよ」
という話を聞き、初めて熊野古道に有名な神社があることを知りました。
有名な神社は3つあり、それらを熊野三山と呼びます。
では初心者さんでもわかりやすいよう、簡単&写真多めでご紹介しますね。
【1】熊野本宮大社
熊野本宮大社のすぐ近くの田んぼには、大きな鳥居があります。
これは大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、明治22年(1889年)の大洪水まで熊野本宮大社のあった旧社地になります。
【2】熊野速玉(はやたま)大社
今回はバスツアーで巡ったので、神倉神社のゴトビキ岩へは立ち寄れませんでした。(悲
【3】熊野那智大社
那智の滝といえば、この構図の写真が定番ですね。
通常の風景写真は「青空」が重要なのですが、ここは曇天や雨天の方が写真映えする不思議な写真スポットでした。
那智大社からこの三重塔へは、隣接する青岸渡寺を通って行きます。
観光バスで那智大社へ行かれる方へ、注意点を一つ伝えておきます。
それはバスの駐車場→那智大社への階段がきついこと。
私は上るのに25分かかりました。
ガイドさんによると、体力に自信がある方でも15分くらいかかるそう。
下りはとても楽ちんで、10分で下りることができました。
バスツアーは滞在時間が短いので、階段の移動時間を考慮して、見学はサクサク済ませることをおすすめします。
那智大社の近隣には、飛龍神社があります。
ここで那智の滝を間近に見ることができます。
御朱印デビュー
熊野三山めぐりでは、御朱印デビューをしました。
御朱印は「神社のスタンプラリーのようなもの」という認識でしたが、実際に体験してみると、意外とお金がかかることを知りました。
御朱印の価格は1枚500円~1000円くらい。
そして御朱印には2タイプあります。
【直書き】御朱印帳に直筆で書いてもらう
【書置き】主に印刷されたもの
直書きの方がご利益がありそうな気もしますが、書置きは絵が描かれていたり、華やかな雰囲気だったりで、コレクションをするには楽しいです。
私は那智大社で木製の御朱印帳(2,700円)を購入しました。
御朱印帳の1ページ目は、購入した那智大社で直書きしてもらいました。
この御朱印帳は中身のページもすべて木製です。
形から入るタイプなので(笑)、立派なものを選ばせていただきました。
最初は100均の手帳でいいかと思いましたが、同行した友人曰く、
「紙が薄いと、直書きしてもらった時に裏移りしちゃうから厚紙がおすすめだよ。あと書置きを貼る時に、ページが小さいとはみ出しちゃうから、大判の方が使いやすいよ」
とのことで、100均の手帳はやめました。
神社の御朱印帳なら、使い勝手は良いだろうと思いましたが一つ欠点が。。。
書置きの御朱印を貼ると、サイズがギリギリ。(汗
ちなみにページサイズは縦15.7cm、横10.7cmです。
御朱印によっては少しカットする必要があります。
【体験レポ】定期観光バスツアー
今回の熊野三山めぐりは、定期観光バスを利用しました。
内容は三山、大門坂(熊野古道の名所)、昼休憩所。
三山は意外と離れているので、半日がかりの移動になります。
定期観光バスは予約制で、料金は一人7,600円でした。
紀伊勝浦駅から乗車する場合は、駅のロータリーにある熊野御坊南海バスの窓口で切符を購入します。
※支払いは現金かPayPay
三山以外に寄った観光名所は、熊野古道の大門坂(だいもんざか)。
石畳はコケが生えて滑りやすいので、スニーカーがおすすめです。
あとは昼休憩で瀞峡(どろきょう)にある道の駅的な施設へ行きました。
瀞峡は吉野熊野国立公園の大渓谷。
ここから渓谷は見えませんでしたが、きれいな川が流れていました。
バスツアーのデメリットは各所の滞在時間が短いことですが、それを上回る「乗ってるだけであちこち連れて行ってもらえる楽ちんさ」が大きなメリットでした。
熊野三山は人気観光地なので、神社の駐車場は満車になっていることが多かったです。
マイカーで行くと駐車場難民になるリスクがあるので、確実性を重視したいHSPさんにはバスツアーがおすすめです。