【熊野古道5】熊野三山めぐりと御朱印帳

熊野古道

こんにちは、ネコリテです。

HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記をお届けしています。

今回は熊野三山めぐりについてまとめました。

熊野三山とは?

過去に三重県の熊野古道へ行ったことがありました。

当時は熊野古道のことを知らず、「古いハイキングコース」という認識でした。

和歌山も同じかと思っていましたが、一緒に行く友人から、

「せっかくだから熊野三山は行きたい。今年は世界遺産登録20周年だよ」

という話を聞き、初めて熊野古道に有名な神社があることを知りました。

有名な神社は3つあり、それらを熊野三山と呼びます。

では初心者さんでもわかりやすいよう、簡単&写真多めでご紹介しますね。

【1】熊野本宮大社

ポイント

【まつられている神様】家津美御子大神(=スサノオ。天照大神の弟)

【有名なもの】八咫烏(ヤタガラス)。神武天皇が日本を平定していく道中で、熊野から大和への道案内をした三本足のカラス。導きの神

なんと犬連れOK!愛犬家としてはありがたい

熊野本宮大社のすぐ近くの田んぼには、大きな鳥居があります。

これは大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、明治22年(1889年)の大洪水まで熊野本宮大社のあった旧社地になります。

【2】熊野速玉(はやたま)大社

ポイント

【まつられている神様】熊野速玉大神(=イザナギ)と熊野夫須美大神(=イザナミ)。日本列島を作った夫婦神

【有名なもの】①ご神木であるナギの巨木は樹齢千年で天然記念物 ②神倉神社(速玉大社が管理している神社。徒歩10分ほどの距離にある)のゴトビキ岩

今回はバスツアーで巡ったので、神倉神社のゴトビキ岩へは立ち寄れませんでした。(悲

【3】熊野那智大社

ポイント

【まつられている神様】熊野夫須美大神(=イザナミ

【有名なもの】那智の滝

那智の滝といえば、この構図の写真が定番ですね。

通常の風景写真は「青空」が重要なのですが、ここは曇天や雨の方が写真映えする不思議な写真スポットでした。

那智大社からこの三重塔へは、隣接する青岸渡寺を通って行きます。

青岸渡寺
http://kajitake-ejapan.com/blog/wp-content/uploads/2018/01/nachisan.pdf

観光バスで那智大社へ行かれる方へ、注意点を一つ伝えておきます。

それはバスの駐車場→那智大社への階段がきついこと。

私は上るのに25分かかりました。

ガイドさんによると、体力に自信がある方でも15分くらいかかるそう。

下りはとても楽ちんで、10分で下りることができました。

バスツアーは滞在時間が短いので、階段の移動時間を考慮して、見学はサクサク済ませることをおすすめします。

那智大社の近隣には、飛龍神社があります。

ここで那智の滝を間近に見ることができます。

御朱印デビュー

熊野三山めぐりでは、御朱印デビューをしました。

御朱印は「神社のスタンプラリーのようなもの」という認識でしたが、実際に体験してみると、意外とお金がかかることを知りました。

御朱印の価格は1枚500円~1000円くらい。

そして御朱印には2タイプあります。

【直書き】御朱印帳に直筆で書いてもらう

【書置き】主に印刷されたもの

直書きの方がご利益がありそうな気もしますが、書置きは絵が描かれていたり、華やかな雰囲気だったりで、コレクションをするには楽しいです。

私は那智大社で木製の御朱印帳(2,700円)を購入しました。

御朱印帳の1ページ目は、購入した那智大社で直書きしてもらいました。

この御朱印帳は中身のページもすべて木製です。

形から入るタイプなので(笑)、立派なものを選ばせていただきました。

最初は100均の手帳でいいかと思いましたが、同行した友人曰く、

「紙が薄いと、直書きしてもらった時に裏移りしちゃうから厚紙がおすすめだよ。あと書置きを貼る時に、ページが小さいとはみ出しちゃうから、大判の方が使いやすいよ」

とのことで、100均の手帳はやめました。

神社の御朱印帳なら、使い勝手は良いだろうと思いましたが一つ欠点が。。。

書置きの御朱印を貼ると、サイズがギリギリ。(汗

ちなみにページサイズは縦15.7cm、横10.7cmです。

御朱印によっては少しカットする必要があります。

【体験レポ】定期観光バスツアー

今回の熊野三山めぐりは、定期観光バスを利用しました。

内容は三山、大門坂(熊野古道の名所)、昼休憩所。

バスからの眺め

三山は意外と離れているので、半日がかりの移動になります。

定期観光バスは予約制で、料金は一人7,600円でした。

紀伊勝浦駅から乗車する場合は、駅のロータリーにある熊野御坊南海バスの窓口で切符を購入します。

※支払いは現金かPayPay

三山以外に寄った観光名所は、熊野古道の大門坂(だいもんざか)

石畳はコケが生えて滑りやすいので、スニーカーがおすすめです。

あとは昼休憩で瀞峡(どろきょう)にある道の駅的な施設へ行きました。

瀞峡は吉野熊野国立公園の大渓谷。

ここから渓谷は見えませんでしたが、きれいな川が流れていました。

バスツアーのデメリットは各所の滞在時間が短いことですが、それを上回る「乗ってるだけであちこち連れて行ってもらえる楽ちんさ」が大きなメリットでした。

熊野三山は人気観光地なので、神社の駐車場は満車になっていることが多かったです。

マイカーで行くと駐車場難民になるリスクがあるので、確実性を重視したいHSPさんにはバスツアーがおすすめです。

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