こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記を書いています。
今回は混雑を避けながら楽しむ旅をテーマに、道東エリアと知床を巡った北海道旅行(2022年9月)の記録です。
人混みが苦手な私でも、ゆったり満喫できた観光スポット8選を紹介します。
マリモで有名な「阿寒湖」
阿寒湖(あかんこ)は、大型のマリモが生育できる希少な湖です。

「湖をのぞいたら、たくさんのマリモが見えるのかな?」
と思っていましたが、マリモが観察できるのは水槽の中のみでした。
阿寒湖畔ビジターセンター、または遊覧船で行くマリモ展示観察センターで見ることができます。


阿寒湖畔ビジターセンターの近くには、「ボッケ遊歩道」や「森のこみち」などの散策コースがあります。
朝は人が少なく、野生動物に出会える確率も高いため、とてもおすすめです!
私は朝8~9時頃に「森のこみち」で散策中に、立派な角のエゾシカを見ることができました。

しかも散策路からこんなに近い距離で。

他の観光客の方とともに静かに見守りながら、野生の迫力を間近で感じることができました。
こうした「野生動物に遭遇したら静かに見守る」という基本的なマナーが、今後オーバーツーリズムの影響で失われることのないよう願うばかりです。
湖の色が変化する「オンネトー」
オンネトーはアイヌ語で「老大な・大きい湖」という意味で、季節や天候、見る角度によって湖面の色が変化する湖として有名です。
湖の背後には、雄大な雌阿寒岳と阿寒富士がそびえ立ち、四季折々の風景とともに、訪れる人々を魅了しています。

到着時は観光客2~3組ほどで、とても静かに鑑賞できました。

展望デッキの近くに散策コースの入口があり、そこから軽い登山を楽しみました。
別格の青さを誇る「摩周湖」

摩周湖は、世界最高ランクの透明度を誇るカルデラ湖です。

カルデラ湖とは、火山の噴火でくぼんた所に水がたまった湖のことだよ
アイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、その名の通り神秘的な雰囲気を漂わせています。
晴れた日には「摩周ブルー」と称される深く美しい青色が広がりますが、「霧の摩周湖」とも呼ばれるように、特に夏は霧が発生しやすく湖面が見えにくいこともあります。
私が訪れたのは風のない秋晴れの日で、湖面は鏡のように澄みわたり、絶景を楽しむことができました。
透明なブルーが美しい「神の子池」

摩周湖の伏流水からできたと言われる池で、透明感のある美しいブルーが特徴です。
摩周湖が「神の湖(カムイトー)」と呼ばれることから、その子どもの池という意味で「神の子池」と名付けられたそうです。
毎日12,000トンもの湧き水が流れ込み、池の底に沈んだ倒木は長い年月を経ても腐ることなく残っています。
神の子池は写真撮影には、ちょっと苦戦しました。
小さな池に湧き水がどんどん湧き続けているので、湖面は常に揺らいでいます。
そして湖面には周囲の木々が映り込んだり、反射して白っぽくなってしまい、底まで見える透明なブルーを撮るのが難しかったです。
まるでSF的な光景「硫黄山」
昭和30年代まで、硫黄の採掘場として使われていた硫黄山(いおうざん)。
アイヌ語で「アトサヌプリ」と呼ばれ、草木が生えていない「裸の山」という意味なのだとか。

まるで他の惑星に降り立ったかのような、異世界感にワクワクしました。

硫黄分を含む白煙が立ち上り、周囲には卵が腐ったような匂いが漂っています。
この臭さがだんだんクセになる。笑

実は硫黄(黄色い固形物)は無臭だよ。硫黄と水素が結合して発生した硫化水素(無色の気体)が腐敗臭を放っているよ
硫黄臭は服に付くとなかなか洗濯で落ちにくいものですが、幸い、今回の硫黄山訪問では一度の洗濯で落とすことができました。
服の素材や滞在時間、どの程度噴煙を浴びたかによって匂いの残り方は変わりますが、もし強い臭いに困った時は、こちらの記事を参考にしてください。
ヒグマの生息地「知床国立公園」
知床国立公園内の知床五湖には、2種類の散策ルートがあります。
①高架木道 ベビーカーや車いすも通行可能。クマよけの電気柵があり安全
②地上遊歩道 ヒグマが生息する森を歩くため、事前にレクチャー受講が必要

今回は「地上遊歩道」を選びました。
知床五湖フィールドハウスで10分ほどのレクチャーを受け、地上遊歩道へ進みます。

すると前方から引き返してくる方がいて、「ヒグマが出た!」と知らせてくれました。
ヒグマが目撃された場合、安全が確認されるまで地上遊歩道は閉鎖されるルール。

わずか15分ほどの散策でしたが、私たちも引き返すことに。
ここはヒグマたちが暮らすための場所であり、人間がお邪魔せてもらっている以上、仕方ありません。
その後は高架木道での散策を楽しみました。


知床滞在中は「ホテル知床」に宿泊しました。

食事はバイキング形式だったのですが、

その中で一番美味しかったものがこちら!

「あっぺ飯」という、鮭の混ぜご飯に漬けサーモンがのった知床B級グルメです。
あまりにも美味しかったので、家でも作るようになりました。

朝7時頃、ホテルの近くを散歩していたらキツネを見かけました。
野生動物に遭遇すると、「北海道に来た!」という実感が湧いてワクワクします。
オホーツク海を望む絶景「フレペの滝」
知床五湖から車で20分ほどの場所に、フレペの滝という絶景スポットがあります。
滝へ行くには、まず知床自然センターに車を停め、そこから約1km(徒歩20分)の遊歩道を歩きます。
この遊歩道は草原の中にあり、エゾシカに遭遇しました。


フレペの滝は、一般的な滝のように勢いよく流れ落ちるのではなく、断崖から静かに染み出すように流れ落ちるのが特徴です。
その穏やかな流れから、「乙女の涙」とも呼ばれています。
流氷に触れるよ!「オホーツク流氷館」
大自然を満喫する旅の中で、唯一の室内観光スポットがオホーツク流氷館でした。
スケジュールに余裕ができたので、予定外にふらりと立ち寄ってみることに。

ここは「オホーツク海の生き物」をテーマにした展示施設です。
そんなに大きくはない施設なので、空いていて見学しやすかったです。

マイナス15℃の「流氷体感テラス」では、本物の流氷が展示されており、実際に触れることができます。
普通の氷とは違い、表面がサラサラして、手が濡れないのが印象的でした。

この極寒の環境を活かしたアトラクションとして、濡れたタオルを振り回して凍らせる体験も。
タオルはあっという間にカチカチに凍りました。
しかし半袖で入室していた為、もう少し楽しみたかったのですが、寒さに耐えきれず早々に退散しました。
ここは混雑注意!「天に続く道」
以上の8ヶ所がHSPで人混みが苦手な私でも、快適に過ごせた観光スポットです。
今回の旅で、唯一混雑していたのがこちら。

「天に続く道」と呼ばれる長~~い一本道です。
SNS映えスポットとして人気があり、平日でありながら結構なにぎわいでした。

他の観光地とは雰囲気が異なり、「旅の思い出を残す」というよりも、SNSやYouTube向けに本格的な撮影をしている人が多い印象でした。
そのため「大自然の絶景を楽しむ」というより、都会のざわつきを感じるような空気感。
HSP気質の私にとっては、一気に現実に引き戻される感覚になり、落ち着いて景色を味わうことが難しい場所でした。
混雑状況は実際に行ってみないとわからないですが、「SNSで話題」「場所が限定的」というスポットは早朝に訪れるか、思い切ってプランから外すのが正解だと学びました。
【まとめ】混雑を避けて旅を楽しむ方法
混雑回避の4つのポイント
1. 混雑が予想される観光スポットは、平日の午前中に訪問する
→週末や祝日は避け、可能なら平日の午前中に行くことで、人混みを回避しやすくなります。自然散策など営業時間がないものは、できるだけ早朝から動き始めると良いです
2. 事前に駐車場の情報を確認する(台数、場所、代替案)
→現地で慌てないために、駐車場の場所や満車時の代替案を調べておくのがポイント
3.食事は混雑のピーク時間を避ける
→飲食店に入るタイミングを意識し、昼食は10~11時台、夕食は16~17時台にすると混雑を避けやすくなります。空腹のタイミングを調整するには、早朝から行動を始め、夜は早めに就寝すると◎
4. 観光スポットの優先順位を決める
→「静かに楽しみたい」なら午前中、「人気スポットだけど敷地が広大」であれば午後に回すなど、ご自身の快適性に合わせたスケジュールを組む
スケジュールの組み方
行きたい観光スポットが多い場合は、優先順位を4つのカテゴリに分けて整理すると、計画が立てやすくなります。
例えば、今回の道東・知床の旅ではこんな感じに分類しました。

立地の関係で必ずしも優先順位通りに回れないこともありますが、ご自身の価値観を基準に調整してみてくださいね。