初めてケアンズ旅行へ行かれる方に向けて、2023年に実際に訪れた情報をもとに、旅のお役立ち情報をまとめました。
私が旅行前に疑問に思っていたことを中心に、Q&A形式で紹介していきます。
ケアンズの基本情報
【A】成田・羽田・関空から直行便で約7時間。ケアンズは日本から最も近いオーストラリアの観光都市で、フライト時間はハワイと同じくらいです。
【A】1時間です。日本が朝9時の時、ケアンズは朝10時になります。
【A】世界遺産グレートバリアリーフ(全長約2,000kmのサンゴ礁群)でのシュノーケリングやダイビング、遊覧飛行などで色鮮やかな海の世界を満喫できます。また、世界遺産の熱帯雨林キュランダでは、スカイレールやキュランダ鉄道に乗って壮大な自然を楽しめます。コアラやカンガルーと触れ合える動物園もあり、野生動物に興味がある方にもおすすめです。夜はナイトマーケットでローカルグルメやお土産を楽しめます。
【A】ケアンズは年間を通して温暖な気候で、冬でも半袖で過ごせるほど。特に乾季(5月~10月)は気温が穏やかで降雨量が少なく、旅行に最適なシーズンです。
【A】はい、ETAという電子渡航許可が必要です。ETAS(イータス)と表記される場合もありますが、同じものになります。私はAustralian ETAという専用アプリで申請しました。
【A】中学レベルの英語力で十分です。日本語対応しているお店が多いので、英語を使う機会は少なかったです。
観光 編
【A】「ハートリース・クロコダイル・アドベンチャーズ」「キュランダ・コアラガーデンズ」「キュランダ・レインフォレステーション」などの動物園で、コアラを抱っこして写真撮影ができます。私はハートリースのZootastic5というガイドツアーで抱っこしました。
※近年はコアラ抱っこを禁止する州が増え、シドニーやメルボルンでは抱っこできません。ケアンズでも今後は変更になる場合がありますので、現地の最新情報をチェックしてください
【A】スカイレールやキュランダ鉄道に乗る場合、前日や当日に届く「乗車券や座席番号が記載されたメール」はとても大切なので、必ずチェックしておきましょう。乗車時にスマホが圏外だと表示できないこともあるため、印刷するかスクリーンショットを撮っておくと安心です。私はツアー会社を通して予約し、「バウチャー(ツアー会社発行の予約票)があれば大丈夫」と思い込んでいた為メールを確認せず、当日にめちゃくちゃ焦りました…。
【A】オーストラリアはカフェ文化が発展しており、カフェでの朝食は最高に美味しかったです!フラットホワイトというラテに似たコーヒーが絶品でした。
【A】バイロンベイクッキーやフレーバーコーヒーは、お土産でとても喜ばれました。
【A】私は午前中にボタニックガーデンズ(無料の植物園)やケアンズセントラル(ショッピングモール)をぶらりと巡り、昼からホテルでひと休みしました。
ケアンズ空港には早朝5〜6時頃に到着する便が多いため、元気な方はそのまま観光ツアーに参加するのもアリ。一方で、移動疲れを感じる方はホテルのアーリーチェックインを検討してみてください。
ノープランで行った知人は「チェックイン(14〜15時頃)まで時間を持て余してぐったり…」と言っていたので、初日を無駄にしないためにも、あらかじめ過ごし方を考えておくのがおすすめです!
旅のお役立ち情報
【A】海外旅行保険、またはクレジットカードの付帯保険のどちらかには加入しておくことをおすすめします。クレジットカードの付帯保険とは、カードを持っているだけで別途申込み不要な保険ですが、カードによって補償内容が異なります。
●キャッシュレス診療(現地で立替不要)の有無
●自動付帯(持っているだけで適用) or 利用付帯(旅行代金をカードで支払うと適用)
などの条件を事前に確認しましょう。
付帯保険の王様といえばエポスカード!旅行代金をエポスカードで支払えば、キャッシュレス診療付の海外旅行傷害保険が適用されます。
\2,000円相当のポイントもらえる/
【A】オーストラリアと日本ではコンセントの形や電圧が異なるため、日本の家電を使うにはOタイプの電源プラグや変圧器が必要です。
スマホやパソコンはグローバル規格の電圧(100V-240V対応)になっているので、Oタイプの電源プラグだけで充電OK!

【A】ケアンズ中心部は、徒歩20分圏内に主要施設がまとまっているコンパクトな街なので、滞在中は徒歩移動がメインとなり、観光プランに合った立地選びが重要になります。
中心部から離れると宿泊費は抑えられますが、タクシー移動が必要になるなど、結果的に交通費がかさむので要注意。
私は「ケアンズ駅」「フェリー乗り場」「ナイトマーケット」「ウールワース」へ徒歩でアクセスできることを条件に、パシフィックホテルを選びました。部屋も広々として快適で、大満足の滞在になりました。
【A】
●ナイトマーケットで食べる
●スーパーで購入する
●日本から食材を持ち込む
ケアンズのレストランで食事をすると、ランチで約3,000円、ディナーは5,000~10,000円ほどかかります。一方、ナイトマーケットやスーパーを利用すれば1食2,000円ほどに抑えられますが、それでも日本と比べると高めです。
最も安く済ませる方法は、日本から食材を持ち込むこと。ただし、オーストラリアには持ち込み制限があり、空港の検疫でチェックされるため、事前にオーストラリア大使館の公式HPで確認しておきましょう。
私は日清どん兵衛の「うどん」と「そば」を持参しました。こちらは持ち込みOKで、申告も不要です。海外では「和風だし」が恋しくなるので、とても重宝しました!
【A】私はスマホがahamoなので、「海外SIM」も「レンタルWi-Fi」も一切不要で、日本と同じ感覚でスマホを使っていました。
「海外用に申し込みが必要なのでは?」と思っていたのですが、ahamoは面倒な手続きは一切なし。やったことといえば、現地に着いてからデータローミングをONにしただけ。それだけで、海外の4Gに自動で接続されて、すぐにGoogleマップもLINEもネット検索も使えました。
他のキャリアでは海外SIMに差し替えたり、Wi-Fiを事前にレンタルしたりと準備が必要な場合があるので、使っているキャリアの海外対応を確認してみてくださいね。
\海外旅行でも気軽に使える/

実際にケアンズでahamoを使用した体験談は、こちらの記事を参考にどうぞ。
【A】飛行機の閉塞感や機内の環境が苦手な私は、次の7つの対策を実践しました。
- 搭乗前にスウェット(部屋着)に着替える
- LCCでの長距離フライトはビジネスクラスにする
- いつも飲んでいる飲み物を準備する
- 酔い止めを飲む
- オフラインで再生できる動画アプリを準備しておく
- 機内の寒さ対策として長袖パーカーを持ち込む(機内温度21℃くらいまで下がる)
- 保湿グッズで乾燥対策(湿度は約25%まで低下)
この対策のポイントは「できるだけ日常に近い環境をつくること」。
そして上記の中で最も効果を感じたのは、酔い止め薬でした。これまで長距離フライトでは毎回体調を崩していたのですが、酔い止めを飲んだことで不調が軽減。また副作用で「眠くなる」のも好都合で、フライト中の数時間は眠って過ごし、体感時間も短く感じられました。
【A】基本的には同じですが、日本のトイレとはこのような違いがあります。
- 便座が温かくない
- ウォシュレットはない
- (初回は)水を流すボタンがわかりにくい
「流すボタン」はトイレのタンク上に付いていることが多いのです。初めてケアンズ空港のトイレに入った時は、どこにあるのか分からずちょっと焦ってしまいました。

お金 編
【A】基本的には必要ありません。高級店などチップが必要なお店では、最初から会計に含まれていることがあります。
【A】1A$=約100円
ここ数年は90~100円の間で変動しています。私はざっくり100円で計算していました。
【A】. 滞在中の過ごし方にもよりますが、私は約A$100を持って行きました(外貨両替が1万円以上からしかできなかったため)
ケアンズはキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどの支払いはクレジットカードで済みました。現金が必要だったのは、ローカルバスの運賃のみでした。(2人分で約A$10)
ただし、ラスティーズマーケットに行く予定の方は、現金を持っていた方が安心です。
【A】手数料が安いのは「宅配」や「現地での両替」ですが、1万円程度の両替であれば、手数料もそれほど大きくないため、手軽さを優先して出発空港で良いと思います。
私は出発日にセントレア内にある外貨両替所を利用しました。2023年秋の時点では、1万円で約A$105に両替できました。
【A】はい、高いです!観光で行くと特に「食費」で物価高を痛感します。2人分の昼食で「パスタ」と「ハンバーガー&サラダ」を注文したら、A$56(約5600円)でした。
