「混雑回避旅」が好きなネコリテです。
8月のお盆シーズンに、長野県・柿其渓谷へ行ってきました!
柿其渓谷はエメラルドグリーンの清流が美しい神秘的な渓谷ですが、実際に訪れてみると「道路の狭さ」や「混雑時の注意点」など、行く前に知っておきたいポイントがたくさんありました。

このブログでわかること
- 混雑状況:8月お盆シーズンの様子
- 駐車場:何時までならスムーズに駐車できるか
- トイレ:設置場所、女性におすすめのトイレ
- アクセス:狭小道路のリアルな状況
- 見どころ:1時間以内で巡るモデルコース
柿其渓谷とは?阿寺渓谷との違いと「穴場」のリアル
長野県木曽郡には、2大絶景渓谷の阿寺渓谷(大桑村)と柿其渓谷(南木曽町)があります。
どちらも水質が抜群で、阿寺ブルー・柿其グリーンと呼ばれる美しい清流を楽しむことができます。
知名度が高く規模が大きいのは阿寺渓谷で、夏季や紅葉シーズンにはマイカー規制が行われるほど多くの観光客が訪れます。
一方の柿其渓谷は、「阿寺渓谷のような混雑を避けたい人向けの穴場」として紹介されることが多いスポットです。
ただし今回お盆期間に訪れてみたところ、「穴場だから空いている」とは言い切れない賑わいでしたので、ハイシーズンに楽しむためには、事前リサーチと混雑対策は欠かせないと感じました。
所要時間1時間!柿其渓谷の見どころ
柿其渓谷は柿其川沿いに遊歩道が整備されており、ゴールをどこにするかによって所要時間が変わります。
今回はメインスポットである牛ヶ滝をサクッと楽しむ「のんびり散策して1時間以内」の手軽なコースを選びました。

駐車場から牛ヶ滝を目指して歩くだけで、途中の見どころである「恋路のつり橋」や「黒渕」も一緒に巡ることができます。
つり橋から牛ヶ滝までは約300mと近いため、駐車場からメインの滝までアクセスしやすいのが嬉しいポイントです。
車でのアクセスと「すれ違い困難な細道」の注意点
名古屋方面から行く場合は中央自動車道「中津川IC」で下車し、国道19号を長野方面へ直進。
すると国道19号に「柿其入口」という信号が出てきます。
この「柿其入口」というT字交差点を左折してからは、車で10分ほどの距離です。
山あいの小さな集落の中を通るのですが、道路は舗装されているものの、車同士がすれ違えないほど狭い道を通ることになります。
こちら↓
途中にはすれ違い用の退避スペースが用意されているので、カーブミラーで対向車を確認しながら、ゆっくり安全運転で進みましょう。
駐車場とトイレ
柿其渓谷には駐車場が2箇所あります。
P1:渓谷の入口前(約10台)
P2:渓谷入口まで徒歩3分ほど(約20台)
車で向かうと、最初に見えてくるのがこちらのP2です。
今回はP2を利用しました。
どちらの駐車場にも水洗トイレが完備されていますが、女性におすすめなのはP2トイレです。
その理由は、P1のトイレは男女共用だから。

P1トイレはこんなレイアウトになっているので、女性がトイレへ行くには、用を足している男性の背後を通らなければいけません。
私がP1トイレに入った時は無人だったのですが、出る時に男性が使用中で気まずかったです…。
8月お盆シーズンの混雑状況と現地気温
早朝訪問が正解!道中の混雑と運転マナー事情
柿其渓谷は阿寺渓谷ほどではないものの、人気の景勝地です。
混雑を避けるため、今回は早朝を狙って訪問しました。
朝7時台の国道19号は混雑もなくスムーズ。
交差点「柿其入口」以降の狭小道路ですれ違った対向車は5台ほどでした。
退避スペースで譲り合いながら進みましたが、中にはスピードを出して走ってくる車もありヒヤッとする場面も。
お盆など大型連休中は、運転に不慣れな車や危険運転者が増えるため、運転ストレスを減らす意味でも早朝移動は快適です。
駐車場の空き状況は?
柿其渓谷のP2駐車場に到着したのは朝8時頃。
この時点でP2駐車率は3割ほどで、駐車場には交通整理のおじさんが一人いました。
P2駐車場は広く停めやすかったです。
駐車後は案内看板の後ろにある細い道を歩き、渓谷入口へ向かいます。


細い道を3分ほど歩き、P1駐車場に到着しました。

まだ朝8時なのに、すでに満車!!
先ほどP2で駐車していた時、交通整理のおじさんがP1へ向かおうとしている車を止めていたので「もしかしてP1は体の不自由な方の優先駐車場かな?」と思いましたが、おそらくP1がすでに満車だったためP2へ誘導されていたと思われます。
8月朝の気温
8:45時点の現地は「気温24℃・湿度49%」と非常に快適。
期待以上の避暑地で、爽快に過ごすことができました。

遊歩道散策レポート
3つの見どころを巡るモデルルート
今回は ①恋路のつり橋→②黒渕(濃いグリーンの渓流)→③牛ヶ滝 この3つを1時間以内で巡るお手軽コースにしました。

P1にある柿其入口の石碑からスタートします。

少し歩くと、最初の見どころである「恋路のつり橋」が見えてきます。

橋には「一度に5人まで」という注意書きがありました。
「頑丈そうな橋なのに、なぜ?」と思いながら足を踏み入れると、その理由がすぐに分かりました。

想像以上に橋が揺れます!
なるほど、この揺れるドキドキ感が「恋路のつり橋」の由来なのだなと納得。
橋を渡り終えると、眼下に浅瀬の清流が広がり、一気にテンションが上がります。

遊歩道には階段が数ヶ所設置されています。
中には急勾配な階段もあり、運動不足な私は翌日太ももが筋肉痛になりました。笑

浅瀬の先を進むと、2つ目の見どころ「黒渕」が現れます。

岩場が狭まり、他よりも深く濃いエメラルドグリーンに染まっている場所が黒渕です。
柿其渓谷は浅瀬での水遊びは可能ですが、黒渕は遊泳禁止となっており立入禁止のロープが張られていました。

黒渕を過ぎるとゴツゴツとした岩場が増え、ダイナミックな景観に変わっていきます。
私のような巨石好きさんにはたまらない景色です。

黒渕から5分ほど歩くと、3つ目の見どころの「牛ヶ滝」が見えてきました。

滝つぼの近くには小さな展望台と、滝を見下ろせる場所に東屋がありました。

マナーの悪い人たちに遭遇した話
滝前の展望台に到着すると、1組のご家族が記念撮影をしていました。
展望台はあまり広くないため、写真の邪魔にならないよう待っていたのですが…。
ご家族はポーズを変えたり、メンバーを入れ替えたりと、撮影がなかなか終わりません。
後ろからどんどん観光客もやって来たので、そろそろ待つのも限界かなと思っていたところ、ようやくご家族は帰って行きました。
こういった撮影をめぐる場面は、観光地ではよくあること。
多くの場合「写真の邪魔にならないよう待ってあげよう」「待ってもらっているから、なるべく早く撮り終えよう」という、お互いの自然な配慮で円滑に過ぎていきます。
だからこそ周囲への配慮がない撮影者に出会うと、せっかくの絶景や癒しの時間まで台無しになってしまい、とても残念な気持ちになります。
はぁ…。
とは言え、ここまで来たら目の前の景色はしっかり楽しみたい!
気を取り直して、力強く美しい牛ヶ滝の姿を目に焼き付けました。

牛ヶ滝を満喫した後は、来た道を引き返して駐車場へ戻ります。
帰り道(9:00頃)は行きよりも人が増えており、これから本格的に混雑する雰囲気が漂っていました。
行きはチラ見程度だった黒渕を「帰りはじっくり見よう」と立ち寄ったのですが、そこで目を疑う光景が…。
なんと、立入禁止のロープが張られているにもかかわらず、黒渕の中で泳いでいる人たちがいました。
黒渕は柿其渓谷を象徴する、吸い込まれるようなエメラルドグリーンの世界。
そんな絶景スポットは、マナーの悪い人たちのせいで台無しになり、心底ガッカリしてしまいました。
美しい黒渕の写真を撮りたかったのに、遊泳者たちが映り込まないギリギリのアングルで撮影するしかなく…。

柿其グリーンがうまく撮れない…。
きれいなグリーンを撮るには、ズームで撮るしかなく…。

結局、黒渕全体の綺麗なエメラルドグリーンを収めることはできませんでした。(悲
行きに撮影しておけばよかった…。
連休などのハイシーズンはマナーの悪い人に遭遇しやすいため、最高のロケーションで癒されたい方は、早朝やローシーズンの訪問がおすすめです。
【まとめ】夏の柿其渓谷を快適に楽しむためのポイント
- 柿其渓谷は阿寺渓谷より穴場とされるが、8月お盆シーズンは混雑する
- 駐車場は朝8:00時点でP1(入口前)が満車、P2(入口まで徒歩3分)は半分以上空きあり。ただし9:00にはP2も満車
- トイレは2箇所とも水洗。女性は男女別になっている「P2のトイレ」がおすすめ
- 入口から牛ヶ滝までは徒歩10〜15分ほど。「恋路のつり橋」や「黒渕」をのんびり巡っても所要時間は約1時間
- 朝8時台の気温は24℃前後と過ごしやすく、避暑地として最適
- 静かな自然環境と美しい景観を落ち着いて楽しむなら、「朝7時台までの到着」がベスト