こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記を書いています。
今回は岐阜県にある恵那川上屋「栗一筋」の混雑状況についてレポートします。
【結論】混雑を避けるなら〇〇が狙い目
恵那川上屋の栗一筋(モンブラン)は期間限定ということもあり、販売シーズン中はとても混雑します。
「週末は紅葉を見るついでに、恵那川上屋に寄ってみよう♪」
と気軽に出かけて行くと、駐車場にすら停められないほどの大混雑に、びっくりされるかと思います。
HSPで人混みが苦手な私にとっては、とても踏み込めない戦場です。。。
でも栗一筋は食べたい!
というわけで、混雑を避けた「栗一筋作戦」をここ数年試してみました。
まず混雑しやすい要因を挙げると、
- 週末、祝日
- 11時~15時頃
- 9月~11月
- 恵那川上屋 本店(栗里宿 恵那峡店)
つまりこれらを避けることが、待ち時間を減らすポイントになります。
私が栗一筋を食べに行く際は、上記いずれかを選んでいます。
この4つのポイントをより多く選ぶほど、待ち時間を減らせます。
続いていつ行くと、どのくらい混んでいるかを、私の体験をもとにレポートしていきますね。
【体験レポ】2018年-2023年の混雑状況
2018年 恵那川上屋 本店
訪問:9月中旬/週末/10時頃
栗一筋歴が2~3回目の時です。
週末で混むことを予想していたので「午前中に行かなきゃ!」と10時頃に到着したら、すでに大行列ができていました。
まだ順番予約システムがなかったので、2時間並びました。(疲
これを機に、恵那川上屋の混雑回避を考えるようになりました。
2019年 可児御嵩インター店
訪問:12月上旬/平日/15時頃
前年の大行列&大渋滞がしんどかったので、本店よりは混まない可児店へ行くことに。
「人は秋にモンブラン(栗一筋)を食べたくなるもの」
という行動パターンを読み、12月に訪問しました。
平日だったこともあり、初めて待ち時間0分で入店できました。
2020年 瑞浪店
訪問:9月下旬/平日/オープン直後
2020年9月、瑞浪店にも茶房が併設されました。
混み具合が未知数だったので、平日のオープン直後に行ってみました。
すると待ち時間0分で入店できました。
そして驚くことに客層は「栗一筋目当て」ではなく、「モーニングを食べに来た地元の方々」がメインでした。
まるでふつうの喫茶店。
開店したばかりの茶房なので、この時は栗一筋が食べられることは、あまり世間に広まっていませんでした。
2021年 本店と瑞浪店
訪問:10月上旬/平日/11時頃
この日はワンコを連れて、中津川の付知峡(つけちきょう)を散策していました。
そのため栗一筋を食べるなら、選択肢は本店のみ。※当時はペット同伴OKでした
『まだ10月だし混んでいるだろうな…。でも平日の午前中なら、待ち時間30分くらいで済むかも?』
淡い期待を抱いて恵那川上屋 本店へ向かいました。
するとお店周辺は渋滞し、駐車場も満車で、行列に並ぶことすらできませんでした。。。
平日でこの破壊力とは、おそるべし本店!!
イートインは諦め、瑞浪店でテイクアウトをすることにしました。
瑞浪店では行列もなく、スムーズに購入できました。
2022年 本店
訪問:11月下旬/平日/13時頃
この日もワンコと一緒に行動していました。
犬連れなので、栗一筋の選択肢は本店。
「満車だったら、瑞浪店でテイクアウトすればいいか」
とダメもとで本店へ行ってみると、予想外にスムーズに駐車できました。
行列も短く、待ち時間20-30分程度だったので、久しぶりに本店で栗一筋を食べることができました。
11月でも下旬になれば、平日の混雑は落ち着いてくる模様。
2023年 瑞浪店
訪問:10月上旬/平日/13時頃
2023年7月から恵那川上屋 本店へのペット同伴NGになりました。
中津川方面はワンコと一緒に散策できる場所が多いので、犬連れで来ることが多いのですが、これから犬連れの時はテイクアウト限定。
今回もワンコ同伴だったので、栗一筋は瑞浪店でテイクアウトをしました。
10月上旬の平日13時頃、行列はなくスムーズに購入できました。
【2024年】瑞浪店へ行ってきました
瑞浪店の混雑状況
訪問:10月中旬/土曜/12時頃
「穴場の瑞浪店への安心感」から、今年は冒険をしてみました。
混む時期・混む曜日・混む時間帯に瑞浪店へ。(今回はワンコなし)
すると駐車場は9割ほど埋まっており、店の前には行列が。。。
瑞浪店で初めて見る光景でした!!
並んでいたお客さんも「ここ穴場だったのに…」とおっしゃっていたので、瑞浪店の存在が世間に広まってしまったのかもしれません。
ただ今回は3連休中だったことも混む要因だったと思うので、冒頭に書いた「混雑を回避する4つのポイント」を遵守すれば大丈夫かと思います。
なぜなら私が到着した時の行列は10組ほどでしたが、同時刻の本店は約160組、可児店は約120組という激混み状態だったから。
穴場として瑞浪店は、まだまだ健在です。
それにしても、東海エリア民の「栗」に対する情熱は凄いですね。
行列のルール
行列ができる飲食店では、整理券の配布やウェイティングリストに名前を書くなど、各店の独自ルールがあります。
瑞浪店はシンプルに「並んで待つ」という方式でした。
しかし店外にそういった「行列向けの案内看板」がなかったので、並んでいる人たちはどのように待てばよいかわからず、ちょっとした混乱が起きていました。
「名前書きに行くのかな?」
「わからないね、店の中へ入って確認してみようか」
何人もの人が確認のため、店を出入りしていました。
もし店の扉に一枚でも案内を貼っておいてくれたら、こうした無駄な混乱は防げたのに、と思いました。
そしてもう一つ、並んでいる人たちの疑問。
「テイクアウトの場合も、この行列に並ばなくてはいけないの?」
答えはYES。
入店したら注文→会計→テーブル案内(または持ち帰り)という流れになっていました。
待ち時間が長い理由
今回の瑞浪店、私の順番は10番目くらいでしたが待ち時間は1時間もありました。
食べ終えて出てくるお客さんが少なく、行列がなかなか進みません。
私の後ろからもどんどん行列が伸びていき、このペースでは最後尾の人は2時間くらい待つのでは?という感じでした。
ちなみに本店と可児店は順番予約システムがあるのですが、瑞浪店にはありません。
以前は瑞浪店にもあったのですが、さほど混雑しないせいか、いつのまにか予約システムが外されていました。
待ち人数は本店や可児店と比べると少ないものの、待ち時間を考えると予約システムが欲しいです。
ようやく店の中に入ると、待合スペースには椅子が9人分ありました。
この時点でテーブルへ案内されるまで、あと4番目。
するとここから急に回転率が上がり、15分ほどでテーブルへ案内してもらえました。
店内には8~9のテーブル席と、5人掛けのカウンター席が1つあり、席数はそれほど多くありませんでした。
それに加えて、空いているテーブルもちらほら見受けられました。
お客さんを詰め込まない分、回転率が低かったんだろうなと感じました。
店員さんの数も少なかったので、満席の状態で営業するのは難しかったのかもしれません。
このご時世、どこも人手不足なので仕方がないですね。。。
しかし料理の提供はとても早く、着席して6-7分後には栗一筋登場!
今年もめちゃくちゃ美味しかったです。
最近は意識高い系モンブランが増え、いろいろなお店を食べ歩いてきましたが、私の中では栗一筋がキング・オブ・モンブラン!
クリームの洋酒感、ちょうど良い甘さ、底にあるサクサクのメレンゲ。
全体的なハーモニーがもう完璧です!
モンブランの枠を超えて、洋菓子として最高レベルの逸品だと思います。
今年の栗一筋は1650円でした。
初めて食べた時は確か1000円くらいだったと思うので、いつのまにかお値段が1.5倍!
スイーツとしては量が多いので、できれば量を減らす形で、ステルス値上げにしてもらえると嬉しいです。
【お宝画像!?】昔の栗一筋
2016年の栗一筋はこんな感じでした。
今より栗ペーストが「ちぢれ麺」っぽいです。
初めて栗一筋を見たときは「お蕎麦」に見えましたが、今ではそう感じないのは単に見慣れたからではなく、実際に見た目が変わっていたのですね。
確かこの写真は、テイクアウトした時のものだったと思いますが、当時はメレンゲが外付けになっていました。
お店から自宅まで2-3時間かかるので、この「メレンゲ外付け方式」が復活してくれるとありがたいです。
【まとめ】栗一筋の混雑を避ける方法
2018-2024年に私が訪問した恵那川上屋の混雑状況をまとめました。
店舗 | 待ち時間 | 時期 | 曜日 | 時刻 | |
---|---|---|---|---|---|
2018年 | 本店 | 2時間 | 9月中旬 | 週末 | 10時 |
2019年 | 可児店 | なし | 12月上旬 | 平日 | 15時 |
2020年 | 瑞浪店 | なし | 9月下旬 | 平日 | 9時 |
2021年 | 本店 | 満車で断念 | 10月上旬 | 平日 | 11時 |
2021年 | 瑞浪店 | なし | 10月上旬 | 平日 | 12時 |
2022年 | 本店 | 30分 | 11月下旬 | 平日 | 13時 |
2023年 | 瑞浪店 | なし | 10月上旬 | 平日 | 13時 |
2024年 | 瑞浪店 | 1時間 | 10月中旬 | 週末 | 12時 |
この一覧から、混雑を避けるポイントは以下の4つであることがわかりました。
とは言え、
「平日に行くのは無理!」
「紅葉を見に行くついでに、栗一筋を食べたい!」
という方も多いかと思います。
その場合は本店・可児店のオンライン予約受付を活用して、時間を有効に使うのがおすすめです。
「恵那・可児・瑞浪どの店舗も遠い!」
という愛知県民の方は、名古屋の覚王山にあるおかしな大地 from farm to spoonでも栗一筋を楽しめますよ。
<栗一筋の提供店舗>
店舗名 | 住所 | 営業時間 |
---|---|---|
栗里宿 恵那峡店 | 岐阜県恵那市大井町2632-105 | 平日 9時~17時半(L.o 17時) 土・日祝日 9時~18時(L.o 17時半) |
咲久舎 可児御嵩インター店 | 岐阜県可児市柿田844-1 | 9時~17時半(L.o 17時) |
瑞喜舎 瑞浪店 | 岐阜県瑞浪市薬師町1-1 | 9時~17時(L.o 16時半)【休】火曜 |
おかしな大地 from farm to spoon | 名古屋市千種区覚王山通9-15-2 | 10時~19時 (L.o 18時) |
店舗の最新情報は恵那川上屋 公式HPからご確認ください。