こんにちは、ネコリテです。
人混みが苦手なHSPならではの視点で、旅の体験記を書いています。
今回は2025年のGWとお盆に訪れた宮崎旅行のグルメ情報をまとめてご紹介します。
チャンポンハウス たつや/児湯郡新富町
2022年に「オモウマい店」で放送された、チャンポンハウスたつやさん。
看板メニューはこちらの巨大カツサンド。

食パンが「おまけ」のように添えられています。笑
一般的なカツサンドのようにパクっとかぶりつけないサイズ感なので、ナイフとフォークが用意されていました。

このくらいなら余裕で完食できると思っていましたが、後半からカツの衣がしんどくなり、お口直しの食パンがオアシスのように感じました。笑
カツサンドは家族でシェアし、せっかくなのでチャンポンもいただきました。

素朴でやさしい味わいの、ヘルシーなチャンポンでした。
【訪問時期】2025年GW 11:00
【混雑状況】入店時は空いていたけど、次第に混雑。テイクアウトのお客さんも多かった
【駐車場】店舗裏
お店の外観は昭和レトロな雰囲気です。

場所は国道10号沿いにあるのですが、最初は気付かず通り過ぎてしまいました。
お店の並びに「サンルピナス」という温泉施設の白い大きな看板がありますので、そちらを目印に行くとスムーズです。

チャンポンハウスたつやさんから車で2分くらいの所には、ルーピンという農畜産物直売所があります。
ここでうなぎを買うことも、楽しみの一つでした。
実は宮崎県は、全国第3位の養殖うなぎの収穫量を誇ります。
第1位 鹿児島県 7,858トン
第2位 愛知県 4,205トン
第3位 宮崎県 3,574トン
第4位 静岡県 2,365トン
参照元:日本養鰻漁業組合連合会
第2位が我が愛知県ということもあり、以前から宮崎県産のうなぎが気になっていました。
しかもチャンポンハウスたつやさんのある新富町は、養鰻が盛んな地域として有名です。
せっかく産地に来たのだから、うなぎは是非味わいたいところ。
今回は帰省旅行だったので、実家で食べる用にルーピンで「蒲焼」と「白焼き」を購入しました。

価格は蒲焼が2,400円、白焼きは約1,000円。
産地なのでもっとお値打ちかと思いきや、蒲焼はそこまで割安ではなく、白焼きはやや小ぶりながらもかなりお得に感じました。

【参考価格】愛知県のうなぎの産地(西尾市一色町)で食べた時は、店内飲食で蒲焼・白焼き共に1尾 約2,500円だったよ
新富町のうなぎ屋さんでの店内飲食の相場はわかりませんが、私が訪れた愛知県のうなぎ屋さんと比べると、「蒲焼は店内で食べる方が得」「白焼きは持ち帰りの方が得」という結果になりました。
ただ、持ち帰り用は自宅で温め直す必要があるため、やはりうなぎ本来の美味しさを味わうなら、お店でいただくのが一番だと感じました。
ルーピンでは熊本銘菓の「いきなり団子」も売られていました。

3つ入り390円で、とてもお値打ちでした。
いきなり団子は私の大好物で、熊本空港を利用する際は必ず買っていました。
しかし2025年3月でセントレア⇔熊本便が廃線となり、いきなり団子ともすっかり疎遠に。
そんな中、思いがけず宮崎県で再会でき、とても嬉しかったです。
常若 とこわか/東臼杵郡門川町
親戚の食事会で訪れた常若さん。
店名の常若とは「いつまでも若々しく、変わり続けることで永遠に新しさを保つこと」を意味し、伊勢神宮の式年遷宮に代表される、神道で大切にされている概念です。
神話の国・宮崎らしい、素敵な店名だなと思いました。

お店は「グルメな大人が集う店」といった雰囲気で、料理一つずつがとても丁寧に作られていました。

上品な味わいで、美味しくいただきました。

【訪問時期】2025年4月平日 11:30予約
【混雑状況】空いていて、落ち着いた雰囲気
【駐車場】店舗前

みやこ家/日向市
日向市の美々津海岸へ行った際に、ランチで立ち寄ったみやこ家さん。

小さな定食屋さんながら口コミ評価が高く、大繁盛しているお店です。
ボリューム満点で人気の「おまかせ定食」をいただきました。
海の恵みをしっかり味わうことができました。
【訪問時期】2025年GW 11:30
【混雑状況】満席で少し待った
【駐車場】敷地内

みやこ家さんで定食を楽しんだ後は、ぜひ近くの金ヶ浜ビュー園地へどうぞ。
春にはネモフィラ畑と青い海の絶景が広がり、食後のお散歩にもぴったりのスポットです。


金ヶ浜ビュー園地は美々津海岸の一角にある「眺望を楽しむエリア」のことで、いつでも自由に散策できるよ
日向利久庵/児湯郡高鍋町
栗菓子専門店として人気の日向利久庵さん。
カフェスペースで、こちらのモンブランをいただきました。

東海エリアではおなじみの細絞り系モンブランですが、まさか宮崎県でも出会えるとは!
お味はやはり私が大好きな栗一筋の方が好みではありましたが、季節外れの春にモンブランをいただけたことが嬉しかったです。
宮崎県にも「日之影町」「小林市須木」「美郷町」といった栗の産地があります。
しかし東海エリアの栗王国 恵那市・中津川市ほどの盛り上がりは感じられず、栗菓子のラインナップにも違いが見られました。
恵那・中津川では「栗そのものの味わいを堪能する」ことへの価値が高く、栗きんとんや栗粉餅といった秋限定の「昔ながらの栗菓子」が圧倒的な人気を誇っています。
一方で宮崎県は「栗を和菓子・洋菓子としてどう進化させるか」に力を入れている印象で、より「創作性の高い栗菓子」が好まれているように感じました。
日向利久庵さんでも、今回食べたモンブランは特に推されている様子はなく、むしろ進化系の栗羊羹やプリン、手軽に楽しめるフィナンシェなどの洋菓子が主力商品のようでした。
【訪問時期】2025年GW 13:00
【混雑状況】空いていて、落ち着いた雰囲気
【駐車場】店舗となり

おぐら/延岡市
宮崎県のソウルフード「チキン南蛮」は、延岡市のおぐらが発祥だそうです。
ひと口食べると、ムネ肉とは思えないほどしっとり柔らかな食感で感動。
私も何度か訪れているお店で、最初は「発祥のお店」がファミレスっぽい雰囲気で驚きました。笑
今回はチキン南蛮とハンバーグのセットをいただきましたが、鉄板のジュージュー音がなかなかおさまらないほど熱々でした。

ちなみに、おぐらは「ちゃんぽん」もとても美味しいですよ。
【訪問時期】2025年お盆 17:00
【混雑状況】開店10分前で、すでに5組ほど並んでいた。お盆休みだったのでとても混雑していた
【駐車場】敷地内
ボンピアット/延岡市
お盆期間中は多くの個人飲食店がお休みで、ランチのお店探しに苦労しました。
せっかく宮崎まで来たのにチェーン店で済ませるのは避けたい…と必死に探して見つけたのが、延岡駅近くのイタリアン ボンピアットさんでした。


セットのスイーツも盛りだくさんで、大満足のパスタランチでした。

【訪問時期】2025年お盆 13:00
【混雑状況】にぎわっていたけど、待たずに入店できた
【駐車場】なし。延岡駅北側のコインパーキングを利用した

お店は延岡駅から徒歩5分くらいの所にあります。

お店に駐車場はないので、延岡駅の北側(この写真で駅舎の左方面)にあるコインパーキングを利用しました。
延岡駅の正面に「今山大師駅前参道」と書かれた看板があり、ここを入った先にお店があります。

おみやげ/宮崎空港など
ラストは宮崎みやげをご紹介します。
熊本の郷土菓子「いきなり団子」が大好きな私は、似たような和菓子を宮崎空港で探しました。
そこで以前から気になっていた「からいも団子」を買ってみました。

からいも(唐芋)とは、九州南部でのサツマイモの呼び方だそうです。


もっちりとして食感は良かったのですが、甘さ控えめで、芋の味もあまりしませんでした。
そこでサツマイモ系の宮崎みやげは諦め、宮崎名物チーズ饅頭で美味しいものを探すことに。

「道の駅日向」では数種類のチーズ饅頭がバラ売りされており、食べ比べをするのにちょうど良かったです。
同じチーズ饅頭でも、メーカーごとに味や食感が全然違って、まるで別のお菓子のようでした。
ざっくり分けると「しっとり系」と「ドライ系」の2タイプに分類。
私の好みはしっとり系なので、今回試した6種類の中では、三日月堂さんの「ひゅうが時間」が一番美味しかったです。
そしてチーズ饅頭の進化系バージョン、ぼうちーずは私がリピ買いしている宮崎空港のおみやげです。

食感はサクッと軽やかで、バターの香りがふんわり広がります。
お値段は1本300円くらい。
ちょっと贅沢な気分になれる、本格的な洋菓子です。
こちらは要冷蔵で日持ちが短めなので、自分や家族用、あるいは大切な人への特別なお土産として楽しむのにぴったりです。