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阿蘇山の中岳火口【通行料金/駐車場/注意点】

熊本
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こんにちは、ネコリテです。

HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記を書いています。

今回は熊本県にある阿蘇山の中岳火口をレポートします。

阿蘇「中岳」火口とは?

実は阿蘇山という山はなく、阿蘇五岳(高岳・根子岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳)と外輪山や火口原を含めて阿蘇山と呼んでいるよ

中岳は熊本県の阿蘇山にある見学可能な火山口です。

中岳はとてもアクティブな活火山のため、火山の状況によっては規制される場合があります。

時には長期間にわたって立ち入れない場合も。。。

そのため見学できるかどうか、当日に阿蘇火山火口規制情報で確認する必要があります。

私も旅行前に何度か確認しましたが、ほぼ毎日「火口見学はできますが、ガス発生につき一部ゾーンを規制しております」となっていました。

参照元:中岳火口周辺図

私が火口見学できたのは、B2ゾーンのみ

火口見学ができる場所は「Bゾーン」と「Eゾーン」で、「C・Dゾーン」は火口以外の景観を眺めるエリアになっています。

「Eゾーン」で見学できるのはレアで、ふだんは立入禁止なのですが、B-1・B-2が両方とも見学不可の場合のみ、見学することができます。

引用元:阿蘇中岳火口新見学エリア「Eゾーン」

この「Eゾーン」は火口を最もよく見渡せる場所ですが、同時に危険なエリアでもあるため、安全確認や専用バスでの移動といった条件が求められます。

通行料金と駐車場

中岳火口へは阿蘇くうじゅう国立公園の中を通って行くので、ドライブ中の景観は最高です!

火口見学自体は無料ですが、阿蘇山公園道路という有料道路を通る必要があるため、車で行く場合は1台1,000円の通行料金を払います

料金所からは3分ほどで駐車場に到着。

11月の平日15時頃に訪れた際、駐車場の混み具合は約70%で、駐車料金は無料でした。

駐車場はCゾーン

いざ火口見学へ

中岳に到着すると、多くの外国人観光客の姿がありました。

壮大な大自然の非日常感も相まって、まるで海外旅行に来たような気分。

火口付近には火口退避壕がたくさんありました。

火口退避壕

火口退避壕は、突然の噴火による噴出物から身を守るための避難施設です。

2022年に新しく建て直されたばかりですが、観光客による大量の落書きが発生したと、ニュースになっていました。

火口退避壕の内部

火口にはエメラルドグリーンの火口湖があります。

しかし…

この日は噴煙が強く、見ることはできませんでした。

噴煙の隙間からうっっすらと、見えるか見えないかくらい。

中岳の火口湖は「規制状況+噴煙」という2つの条件が揃わないと出会えない、とてもレアな景観なので、見られた方はとてもラッキーです!

火口を眺める以外は特に見所がないので、滞在時間は20分程度でした。

帰りは熊本空港方面へ進むと、米塚という可愛い小さな山が見えました。

米塚(こめづか)

注意点

中岳火口周辺には、有毒ガスが流れています。

そのため呼吸器疾患、心疾患、ペースメーカー装着、ぜんそく、体調不良の方は見学が禁止されています。

有毒ガスとは?
  • 【亜酸化ガス SO2】ツーンと鼻をつく匂い。喉や目が痛くなり、咳き込むようになったら危険信号
  • 【硫化水素 H2S】卵の腐ったような匂い。自覚症状があまりなく、突然中毒にかかる危険があるので注意

そしてもう一つ、有毒ガス以外の注意点。

それが危険運転をするドライバーです。

暴走やあおり運転といった危険行為ではなく、交通ルールを無視したり、運転技術の未熟さが目立つ場面が多々ありました。

不自然なタイミングで停止したり、カーブで対向車線に入り込んでしまうなど、運転に不慣れな様子が顕著でした。

おそらく普段あまり車を運転しない方が、レンタカーを利用していたのではないかと思います。

私の前を走る車の運転が不安定で、交差点でやっと離れたと思ったら、次の車も似たような状態でした。(絶望

中岳に到着するまで、運転が不安な車がずっと前にいましたが、そのドライバーはアジア系の外国人でした。

日本の運転免許取得は難関なのに対し、外国人には簡単に国際免許が発行される現状には少し考え直してほしいと思います。

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