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【長野旅行2】JR特急しなの おすすめ座席&乗車レポ

JR特急しなのおすすめ座席のサムネイル 長野県
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こんにちは、旅好きHSPのネコリテです。

今回は名古屋から諏訪大社へ行く際に利用したJR特急「しなの」について、実際に乗って分かった「おすすめ座席」や「乗換の苦労話」などを詳しくご紹介します。

要点だけをサクッと知りたい方は、最後の「本記事のまとめ」からご覧ください。

名古屋から諏訪エリアへの鉄道ルート

私が利用したルートは、以下の通りです。

名古屋 (特急しなの)→ 塩尻 (普通列車)→ 上諏訪

名古屋から電車で上諏訪へ行くルート

すべてJR路線で完結し、指定席を予約して利用しました。

本記事では乗車区間「名古屋→塩尻」の体験レポートをお届けします。

特急しなの「おすすめ座席」はどこ?

絶景ポイントは「寝覚の床」

名古屋〜塩尻間の絶景ポイントは、木曽川沿いに広がる景勝地「寝覚の床(ねざめのとこ)」です。

巨岩が連なる迫力のある岩場を、車窓から眺められることで有名です。

この絶景を楽しみたい方は、進行方向左側(A席)を選ぶのがおすすめ。

一方、塩尻からさらに長野方面へ向かう場合は、日本三大車窓のひとつ善光寺平ぜんこうじだいら(=長野盆地)が進行方向右側(D席)に見えるため、どちらの席を選ぶか迷ってしまうところですね。

窓の広い席を狙うコツ

特急しなのは、1枚の窓を2列で共有しています。

つまり座席によっては窓の面積が狭く、景色が見づらいことも。

車両編成や号車によって異なりますが、基本的には偶数席が広い窓になる確率が高いようです。

あまり鉄道に詳しいわけではないので、「何両編成のときはどの号車が奇数列で…」という所まで考えるのは正直大変。

「まあ、2〜3号車の偶数席を選べば間違いないでしょ」という感じで、3号車/A14を予約しました。

特急しなの座席表

窓の広さ以外にこだわった点は、出入口に近いこと

塩尻での乗換時間が短かかったため、サクッと降りることは重要ポイントでした。

行きの座席はいろいろと調べて選びましたが、帰り(しなの16号)はきっと疲れて眠ってしまうだろうと思い、景色よりも落ち着ける場所を優先。

静かに過ごせそうな端の席、3号車A1(最後尾)を予約しました。

でもちゃっかり、寝覚の床側の窓広席。笑

「しなの3号」乗車レポ|静かな朝の車内でリラックス

「しなの3号」は、朝8時ちょうどに名古屋駅を出発します。

出発の20分前、名古屋駅10番ホームに到着すると、すでに「しなの3号」が停車中。

名古屋駅に停車するJR特急しなの
JR特急しなの

ホームには人もまばらで、写真を撮るには絶好のタイミングでした。

車内は少し年季を感じるものの、清潔で落ち着いた雰囲気。

JR特急しなの

座席に着くと、まだ誰もいなくて貸し切り状態でした。

人混みが苦手なHSP的には「このまま静かに行けたら最高…!」と思っていましたが、発車時刻が近づくにつれて少しずつ席が埋まっていきました。

乗客の客層は外国人観光客は少なく、落ち着いた日本人のミドルエイジが多い印象でした。

そのため、車内も静かで良かったです。

設備は電源コンセントはなく足元にフットレストが設置されていました。

フットレストは土足OK?気になるマナー

JR特急しなののフットレスト

特急初心者にとって、「フットレストって土足でいいの?」というのは、ちょっと悩むポイントですよね。

調べてみると、基本ルールはこうでした。

床と同じ素材のフットレスト=靴のままでOK

一般的な電車の床材はゴムやビニール系で、グリーン車などの上級車両はカーペット仕様になっています。

今回乗った「しなの」はゴム/ビニール系の床で、フットレストも同じような素材。

つまり、靴を履いたままでOKというタイプです。

ちなみに、以前乗った「アーバンライナー」は床がビニール系、フットレストは布張りだったので靴を脱いで使うタイプでした(実際にそのような注意書きもありました)。

近鉄アーバンライナーのフットレスト

グリーン車などの高級車両では、両面タイプのフットレストもあり、

  • 床と同じカーペット柄 → 靴のままでOK
  • 床と異なるカーペット柄 → 土足禁止靴を脱いで使用

という仕様になっていることもあるそうです。

ただ今回の「しなの」の場合は土足OKのはずなのに、周りの乗客の中には靴を脱いで利用している方もいました。

それを見て「え、私も脱ぐべき?」と少し不安になり、結局使わずに終わりました(笑)。

フットレストのルールはすべての乗客に周知されているわけではないので、座席には注意書き(日本語/英語/中国語)を付けてほしいなと思いました。

車窓のハイライト「寝覚の床」通過はいつ?

しなの3号は名古屋駅を8:00に出発し、9:19に寝覚の床を通過しました。

寝覚の床の少し手前から、

「川のグリーンがすごくきれい」
「巨石がゴロゴロしてる!」

と思わず見入ってしまうような絶景が続きます。

通過時にはアナウンスも流れましたが、景色は想像以上に一瞬で通過

寝覚の床

写真を撮りたい方は、少し早めにスマホをスタンバイしておくのがおすすめです。

木曽川の青く澄んだ流れと巨大な岩が織りなす風景は、まさに圧巻。

一瞬ですが、「これぞ特急しなののハイライト」という絶景でした。

ICカードの注意点|中津川駅より先はIC非対応!

乗車中に「交通系ICカード(TOICA、manacaなど)は、中津川までしか使えません」という車内アナウンスが流れました。

乗車券(紙のきっぷ)を持っている方は問題ありませんが、ICカードで入場した方は要注意です。

中津川より先、塩尻方面はIC非対応区間となるため、ICで改札を入ったまま乗り続けるには、車内できっぷを購入するが必要があります。

そして車内のきっぷ販売は、現金払いのみ

「IC非対応の駅で降りるわけじゃないし、車内で精算しなくても平気でしょ?」

……と思いがちですが、ここが落とし穴。

長野県内はJR東日本エリア(Suica圏)に切り替わるため、エリアをまたいでのIC利用はできません。

つまり、名古屋(TOICA圏)から長野(Suica圏)まで、ICカードだけで乗車することは不可能なんです。

交通系ICカードのルール

ただし交通系ICカードは相互利用できるので、発着が長野(Suica圏)で完結すればTOICAで乗車することは可能です。(実際に私は、長野県内をmanacaで乗車しました)

同じJRですが出発駅「JR東海」~到着駅「JR東日本」というエリアまたぎをする場合、鉄道に乗り慣れていない私にとっては、予約の時からいろいろとハードルが高かったです。

🚄鉄道初心者さんは「JR+宿セットプラン」が一番楽ちん♪

 

塩尻駅での乗換えに戸惑う

塩尻での乗換時間はわずか4分

しかも、e5489イーゴヨヤクでは「しなの3号」を選択すると「名古屋→塩尻」までしか乗車券が購入できなかった為、塩尻で一度紙きっぷで改札を出て、再びマナカで入り直すという流れが必要でした。
※ネット予約ではなく、駅の窓口なら名古屋→上諏訪までの乗車券は購入可能

▶▶e5489で苦戦した記事はコチラ

塩尻駅のホームは3面6線構造なのですが、ホーム番号がどこに表示しているのかわからず、しなの3号から降りた時点では自分が何番ホームにいるのかわかりませんでした…。

塩尻駅
階段付近でホーム番号を見つけました

さらに、乗換えをする列車の案内板(発車標と言うそうです)もどこにあるのか分からず、「次に乗る列車は何番ホームから発車するの?」と、頭の中は混乱状態!

ふだんは乗換アプリで下調べをしているのですが、塩尻駅に関してはホーム番号の情報が載っていなかったので、現場で確かめるしかありませんでした。

ウロウロと案内板を探しているうちに、乗るべき列車は階段を渡った向かいのホームだと判明。

慌ててダッシュで向かい、途中で例の改札の出入りを済ませ、なんとかギリギリで乗車できました。

帰り「しなの16号」乗車レポ|西日とカーテンの戦い

帰路に利用したルートは、以下の通りです。

上諏訪(普通列車)→ 塩尻 (しなの16号)→ 名古屋

上諏訪から普通列車で塩尻に到着し、5番ホームへ移動して15:03発の「しなの16号」に乗車しました。

ただ、予約していた3号車は階段からものすごーーく遠い!

荷物を持っての移動は、なかなかの運動でした。

座席は3号車/1A席(進行方向右側の窓際)。

15時台は西日が強く、A列の窓は8〜9割ほどカーテンが閉まっていました。

特急しなの座席表

窓自体は広めで開放感があり、一番後ろの座席なので、気兼ねなくリクライニングできて快適でした。

ただしA席から写真を撮るには時間的に逆光になりやすく、きれいに撮影するのは少し難しそうでした。

逆光の景色
ド逆光でこんな写真になってしまう

A席からの景色は、川沿いの眺めを楽しみたい方におすすめです。

ネット情報によると、帰りもA席からは「寝覚の床」が見えるはずでしたが、カーテンを閉めていたため気付かないうちに通過し、行きのようなアナウンスもありませんでした。

一方で、C・D席側でも場所によっては川の景色を楽しめる区間がありました。

ただし注意したいのが西日

通路側のC席は、A席の人がカーテンを開けていると、右半身を直射日光にさらされる時間帯がありました。

特急しなの座席表

私の隣(1B席)にいた友人は、前列の方(2A席)がカーテンを開けていため、顔に西日が当たり困っていました。

私(1A席)がカーテンを閉めても、前方から直射日光が差し込む状況という、とても厄介な状況…。

前列の方は景色を楽しんでいらっしゃるのかな?と思うと、カーテンを閉めてほしいとは言い出せませんでした。

この経験から、午後の時間帯に乗る場合は西日リスクのある通路側(BC席)は避けたいと思いました。

そしてA席に座っていた私は、西日が周囲に差し込まないよう配慮してカーテンを閉め、景色を楽しむ時はカーテンの内側からそっと眺めていました。

※乗車は9月だったので、時期によって状況は異なるかもしれません

【本記事のまとめ】特急しなので知っておきたいポイント

  • 名古屋→塩尻で寝覚の床ねざめのとこを見るならA席がおすすめ
  • 偶数席は窓が広い可能性が高い(車両によって例外あり)
  • 愛知・岐阜県内から交通系ICカードで乗車した場合、降車できるのは中津川駅まで。以降の長野方面へ行く場合は車内で現金によるきっぷ購入が必要
  • 塩尻駅は5番ホームで「しなの」発着
  • 午後に塩尻→名古屋へ向かう「しなの16号」は、西日が本気を出す時間帯(参考:9月乗車)。カーテンを操作できないB・C席が日差しに苦しむかどうか――その運命は、A席の手に委ねられている

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