こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記をお届けしています。
今回は諏訪大社へ行った際の上諏訪グルメ&宿泊したホテルしんゆの体験談をまとめました。
【宿泊レポ】ホテルしんゆ
ホテルしんゆを選んだ理由
今回の旅の目的は「諏訪大社」。
諏訪大社は4社で1つの神社となっており、場所は下社(春宮と秋宮)がJR下諏訪駅周辺、上社(前宮と本宮)が諏訪インター周辺となり、それぞれの距離は車で30分程となっています。

名古屋から特急しなので諏訪へ行き、レンタカーは利用しない予定だったので、駅から近いことがホテル選びの条件でした。
候補は「下諏訪駅周辺」か「上諏訪駅周辺」。
2つのエリアを調べてみると、下諏訪駅は下社に近く便利そうでしたがホテルは少なめ、上諏訪駅の方が商業施設も多く宿泊先が充実していました。
さらに今回は諏訪大社だけでなく八島湿原にも行きたかったため、路線バスが充実している上諏訪駅の方が利便性が高いと判断し、上諏訪を宿泊エリアに決めました。
上諏訪は、下社と上社のちょうど中間あたりのエリアになります。
そして「上諏訪ではどのホテルに泊まるか?」については、諏訪大社4社を巡る無料参拝バスを運行している点が決め手となり、ホテルしんゆさんに宿泊を決めました。

宿泊料金も上諏訪エリアのホテルでは平均的な価格帯で、条件クリア。
さらにホテルの目の前が諏訪湖というロケーションや、徒歩圏内に「間欠泉センター」「タケヤ味噌会館」などの観光スポットがある点も魅力的でした。
客室とホテルの雰囲気
館内は落ち着いたシックな雰囲気で、スタッフの皆さんのホスピタリティの高さがとても印象的でした。
人手不足のご時世でも良い人材を確保し、教育が行き届いているのが感じられ、「また来たい」と思わせてくれるホテルでした。
客室は2022年にリニューアルしたばかりで新しく、掃除も行き届いて清潔感がありました。
レイクビューのお部屋は湖の見え方によって、
- 湖眺望
- 湖部分眺望
- 湖側
このような分類がされていました。
私が宿泊したのはリーズナブルな「湖側」。

ホテル自体が湖沿いに建っているし、どの部屋からも湖は見られそうだけど、「湖側」はなぜお値打ちなのだろう?と思っていました。
実際に客室から諏訪湖を眺めると、その理由がわかりました。

ちょうど街路樹が、諏訪湖を隠すように立っているのです。
なるほど、だから「眺望」ではないわけだ。笑
個人的に眺望にはこだわらないので、リーズナブルに諏訪湖の雰囲気を感じることができ、とても満足でした。
そしてお風呂は男女別に大浴場が一つ、自家源泉の弱アルカリ性単純温泉。
脱衣所に設置されているかりんジュースがとても美味しかったです。
食事が想像以上に豪華!
1泊2食付きで利用したところ、朝夕ともに想像を超える豪華さでびっくりしました。
てっきりビュッフェスタイルだと思っていましたが、なんと個室でいただくコース料理。

夕食はこんな感じ。





長野県は国内でもトップクラスの「健康長寿県」とされ、その理由のひとつに漬物やきのこ、発酵食品を多く摂取している食生活が挙げられます。
そんな信州の知恵が生かされた、見た目も美しい創作和会席料理でした。
朝食も健康的で、朝から心身がととのうお食事でした。

漬物はバイキング形式で、好きなものを自由に取ることができます。
【昼食】信州そば/タケヤ味噌/くらすわ
長野といえば信州そば!
上諏訪にたくさんある蕎麦屋さんの中から、八洲本店を選びました。

老舗の人気店ということで、予約をして平日11:30に訪れましたが、思ったより混雑はなく落ち着いて食事ができました。

素朴な味わいの手打ちそばで美味しかったです。
お蕎麦だけではお腹が満たされなかったので、2軒目にタケヤ味噌会館へ行きました。
八洲本店→タケヤ味噌会館は徒歩10分ほどです。

お目当てはタケヤ味噌で作った豚汁。

良い感じに小腹が満たされました。
友人は名物のごまみそソフトクリームを食べて、「めちゃくちゃ美味しい!」と感激していました。
そして翌日の昼食は、ホテルしんゆから徒歩すぐのくらすわへ行きました。

1Fはパン屋さんと雑貨店、2Fはレストランになっています。
くらすわは養命酒製造 株式会社が手がけるだけあり、「健康」や「すこやかさ」をテーマにしたコンセプトが随所に感じられるお店でした。
今回はパン屋さんでイートイン。

具だくさんで美味しかったです。
雑貨店には「丁寧な暮らし」が好きな人に響くアイテムが並び、見ているだけで癒されました。
【予想外】間欠泉センター
ホテルしんゆから徒歩すぐの所に、間欠泉センターという観光施設があります。


「間欠泉」とは一定の周期で噴き出す温泉のことだよ。実は諏訪エリアは温泉地なんだ
実際に間欠泉を見に行ってみると…

超小っちゃい!
噴出口の前には、こんな看板が立っていました。
<間欠泉噴出についてのご案内>
令和4年3月中旬より、間欠泉の高い噴出が見られなくなっております。現在は噴出口より、常に天然の温泉が湧き出ています。原因については不明です。源泉の自噴と湯けむりをお楽しみください。
現在は間欠泉ではなく、ただ温泉が湧いているだけの状態。笑
1983(昭和58)年の噴出当初は50m近く噴き出していたそうなので、その当時に見てみたかったです。
間欠泉センターは3階建ての施設で、
- 1F 売店
- 2F 映画、ドラマのロケ地紹介
- 3F 展望室、花火館
となっています。
2Fのロケ地紹介では「これも諏訪で撮ってたんだ!?」と、多くの有名作品が撮影に訪れていたと知り驚きました。
諏訪圏フィルムコミッション(元は諏訪市観光課)が撮影誘致を行なっているそうで、「永遠のゼロ」「テルマエロマエ2」、新しいものでは2025年10月公開の映画「盤上の向日葵」などが紹介されていました。
そして間欠泉センターの2F・3Fは、諏訪湖の撮影スポットとして重宝します。


地上から見る諏訪湖とは、また違った景色を楽しむことができます。
間欠泉のない「間欠泉センター」でしたが、ロケ地紹介や諏訪湖の撮影スポットとして楽しめ、予想外に充実した時間が過ごせる施設でした。