こんにちは、ネコリテです。
海外旅行の初級者さんに向けて、私の実体験をもとにブログを書いています。
今回はキュランダ村のスカイレール乗車体験をお伝えします。
スカイレールの基本情報
スカイレールとは?
キュランダ村へ行くor帰る際に乗るゴンドラをスカイレールと呼びます。
スカイレールとキュランダ鉄道はただの移動手段ではなく、景色を楽しむための乗り物としての役割もあります。
景色をきれいに撮りたい方は、【往路スカイレール 復路キュランダ鉄道】の順に乗ると逆光の影響がなくおすすめです。
スカイレールの料金
スカイレール公式サイトで予約をすると、スカイレール+キュランダ鉄道+送迎バスはA$124です。
私はトラベルドンキーさんで予約し、料金はセットでA$117でした。(2023年夏)
スカイレールの路線図
スカイレールの路線はスミスフィールド駅からキュランダ村まで、2つの駅を通って約1時間の移動になります。
【始点】スミスフィールド駅
↓
レッドピーク駅 ※乗り換え必須
↓
バロンフォールズ駅 ※下車してバロン滝の見学ができる
↓
【終点】キュランダ村
訪れる前は「途中で乗り換え?間違えずに行けるかな」と心配していましたが、実際に行ってみると、人の流れができているのでそのままついて行けば大丈夫でした。
ちなみに乗り換えが必要な理由は、ゴンドラのレールが2区分になっているから。
最初に乗るゴンドラは、レッドピーク駅までしか路線がありません。
U字になっているので、そのまま乗り続けるとスミスフィールド駅へ逆戻りしてしまいます。
バロンフォールズ駅は乗り換え不要ですが、ほとんどの乗客はバロン滝を見るためにここで一旦下車します。
スカイレールの送迎バス
スカイレールの出発地はスミスフィールド・ターミナル(別称 スミスフィールド駅)です。
スミスフィールドまでは、送迎バスで移動しました。
送迎バスは、ケアンズ市内の主要ホテルへ迎えに来てくれます。
迎えの時間はトラベルドンキー発行のバウチャーには「10:00」、スカイレール発行の予約票には「9:40」と違う時刻が記載されていました。
そして実際にバスが来たのが「9:50」。
バウチャーだけを見ていたら、うっかり遅刻してしまうところでした。
ホテルには様々なツアーの送迎バスがやって来ます。
スミスフィールド行きのバスは、ジャングル模様にSkyrailの文字が目印です。
定刻付近に来たバスは「これかな?」とわかりにくいこともありますが、ツアーバスは搭乗者名簿で確認してから乗せますので、誤って他のバスに乗ってしまう心配はありません。
バスの中はUSB充電ができました。
スカイレールの乗車券はQRコードでした
バウチャーが役に立たなかった
スミスフィールド駅に到着すると、乗り場で乗車券の提示が求められます。
「ここでバウチャーを見せるんだな」
と思い列に並んでいると、前方で止められている人たちがいました。
係員さんから「QRコードかEチケットがないと乗れないわよ」と言われており、どうやら乗車には機械で読み取るコードが必要なようです。
私のバウチャーはというと、何もコードはありませんでした。
やばい、完全に止められるやつじゃん。。。
バウチャーには「こちらが参加券になっているので、ツアー催行会社の係員へ渡してください」と書いてあるのに。。。
結局キュランダ観光で、バウチャーを渡す機会は一度もありませんでした。
【重要】スカイレールからのメールは必ず確認
実はスカイレールから、乗車の前日と当日にメールが届いていました。
ただの確認メールだと思いしっかり読んでいなかったのですが、QRコードが付いていたことは覚えていたので、そちらを係員さんに見せ無事に乗車できました。
▼当日の朝に届いたメール
こちらのQRコードが乗車券になっていました。
そしてこの時は気付きませんでしたが、実は帰りのキュランダ鉄道に関する重要な連絡もこのメールに書いてありました。
Train one way departing Kuranda 15:30
Your assigned seats will be sent via SMS and email approximately 1 hour before your scheduled train departure. There is free wifi at all Skyrail and Train terminals.
<訳>帰りのキュランダ鉄道の出発時刻は15:30です。あなたの指定席は出発の約1時間前にSMSとメールで送ります。スカイレールおよび電車のターミナルには無料のWi-Fiがあります。
この流れを知らなかったので、
「キュランダ鉄道は全席指定のはずだけど、どこに座ればいいんだろう?改札でバウチャーを見せればいいのかな?」
と心配していました。
他の日本人観光客も同じことを言っていたので、メールは見落とされることが多いのだろうと思います。
ちなみに前日に届いたメールにも、キュランダ鉄道の指定席について明記されていました。
ツアー会社さんに予約手配してもらった場合も、催行会社(今回はスカイレール)からの案内は自分で確認しなくてはいけないと痛感しました。
ちなみに【キュランダ鉄道の案内】もスカイレールから届きました。
スカイレールに乗ってみた
乗車レポート
QRコードを読み取ってもらい、スカイレールへ乗り込みます。
定員5名なので、二人で行くと知らない人と相乗りになります。
最初は熱帯雨林感ゼロで、日本の観光ロープウェイに乗っているような景色でした。
乗車中にユリシス(青い蝶)が飛んでいるのが見えました。
ユリシスを見たのはこの一度きりでした。
さて、レッドピーク駅に到着です。
ここで降りて、散策路を歩きます。
熱帯雨林の中ですが、そこまで蒸し暑くはなかったです。(9月上旬)
散策路の途中に、展望ポイントがあり行列ができていました。
そこから見える景色がこちら。
絶景というより、広大な自然という感じでした。
一通り散策したら、再びゴンドラへ乗ります。
その前にお手洗いへ寄りました。乗り場付近の通路の奥にあります。
お手洗いを済ませ、乗り場の行列に並びます。
たくさん並んでいましたが、待ち時間は10分以内でサクサク進んでいきました。
ゴンドラの中で記念撮影。
このゴンドラに相乗りしていたのは、20代くらいの娘さんと母親の外国人親子でした。
とても親切で、
「二人の写真を撮ってあげるわ」
「こっちの席からよく景色が見えるわよ。よかったら座ってみる?」
と話しかけてくれました。
こういった旅先での交流も、海外旅行の醍醐味ですね。
バロン滝が見えた頃、ちょうどキュランダ鉄道も一緒に撮れました。
ただ乾季のため、バロン滝の水量はとても少なかったです。
バロンフォールズ駅で降り、バロン滝を見に行きましたが、
チョロチョロと流れる程度でした。
乾季でも雨が続いた翌日は、迫力のある滝が見られるようです。
再びゴンドラに乗り、
あっという間にキュランダ村へ到着しました。
リアルな感想
スカイレールに乗車して最も印象に残っていること、それは…
【日本人と相乗りすると気まずい】
私が気にしすぎ??
スカイレールは1基あたり3~5名乗車するので、二人で行った場合はほぼ相乗りになります。
例えるなら、観覧車で知らない人と相乗りになったような気まずさ。笑
相手が外国人の時は、不思議と気楽でした。
なので乗り換えのタイミングで、なるべく外国人の後ろに並ぶようにしていましたが、3回中2回は日本人と相乗りでした。
そのくらい日本人観光客が多かったです。
もしHSP気質など、知らない人と狭い空間で過ごすのが苦手な方は、
『この人と相乗りなら緊張しないかな』
と思う人を見つけ、並ぶタイミングを意識されると良いかもしれません。