こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記をお届けしています。
今回は那智勝浦にあるホテル浦島の宿泊体験をレポートします。
亀に乗って竜宮城へ!ホテル浦島の基本情報
どこにあるの?
ホテル浦島は那智勝浦町にある、とても大きなホテルです。
半島まるごとホテルの敷地という広大さ。
紀伊勝浦駅から観光桟橋へ行き(徒歩約7分)、そこから送迎船でホテルへ向かいました。
敷地内には本館、日昇館、なぎさ館、山上館(高級)という4つの宿泊棟があります。
今回は本館に宿泊しましたが、夕食バイキングは「日昇館」、朝食バイキングは「なぎさ館」などレストランが指定されており、館内の移動にはとても時間がかかりました。
ただ本館はホテルの中央にあるので、敷地内にある5ヶ所の温泉巡りをするには便利でした。
送迎船レポート
ホテル浦島の送迎船は、こちらの観光桟橋から発着しています。
ホテルのチェックインは15時。
14時半頃からチェックインのお客さんで混雑することを想定し、早めに浦島へ向かうことに。
しかし…
11~14時台は、船の運航がありませんでした。
“この間は、送迎車にて観光桟橋まで送迎致します”
観光桟橋まで…ということは、ここからホテル行きは出てないのかな?
でもHPには「船かシャトルバスで送迎」と載っていたから、シャトルバスでホテルへ行けるはず。
桟橋の向かい(万清楼の隣)にホテル浦島の案内所を見つけ、そちらで確認することにしました。
しかし係員不在で、案内所は閉まっていました。
ホテル行きのシャトルバスの時刻表が張り出されており、発着場所は船と同じ観光桟橋ということがわかりました。
観光桟橋へ戻り、シャトルバスを待っていましたが、出発時刻になっても来ない。。。
結局バスは諦め、送迎船を待つことにしました。
平日で15時発の送迎船は、ぼちぼちの混み具合。
亀さん号で、5分程度のクルージングを楽しみました。
そしてホテル浦島の本館へ到着。
チェックインをすると、受付で館内マップがもらえました。
コスパ良しな本館
今回泊まったのは、本館和室(10畳)。
4つある宿泊棟の中では、最もリーズナブル。
昭和レトロな雰囲気が漂う、清潔感のある部屋でした。
女子2人旅には、十分な広さです。
オーシャンビューで、大きな窓は開放感がありました。
部屋には浴衣、フェイスタオル、バスタオル、入浴用かごバッグが置いてありました。
ちなみに宿泊費は【1泊2食付】で約1.5万円。(6月の平日)
温泉も充実しており、とてもコスパ良しでした。
\私はJR+宿泊セットで申し込みました/
とにかく温泉がすごい!
ホテル浦島には6つの温泉があります。
「遥峰の湯」は山上館宿泊者専用なので、今回入浴できるのは5つの温泉。
しかし館内がとても広いので、1泊で5箇所を入浴するのはかなり大変でした。
チェックイン後すぐに入浴、夕食後すぐに入浴、寝る前に2つ入浴、翌日は朝食前に入浴。
こんな感じで「温泉でまったり」とは程遠い、過酷なスケジュールでした。
もはや温泉修行。笑
ホテル浦島は洞窟温泉が名物なので、のんびり過ごされたい方は忘帰洞(ぼうきどう)と玄武洞(げんぶどう)の2箇所だけも満足できるかと思います。
この洞窟風呂が大人気ということもあり、それ以外の温泉はガラガラでした。
早朝や夜遅い時間は貸切状態でしたので、混雑が苦手なHSPさんには「磯の湯」「滝の湯」「ハマユウの湯」も快適かと思います。
ちなみにチェックイン時にもらった館内マップの裏は、温泉スタンプラリーになっています。
これを制覇したくて、頑張りました。
スタンプラリーは4箇所でコンプリートでき、「ハマユウの湯」か「滝の湯」はどちらか1つの入浴でOKです。
私は両方入浴しましたが、1つだけ入るなら「滝の湯」がおすすめです。
大きな岩があり、洞窟風呂のような非日常な温泉を感じられます。
「ハマユウの湯」は普通の内風呂でした。
ホテル浦島のバイキング
夕食と朝食はバイキング形式でした。
夕食バイキング
【夕食】
時間予約制。チェックイン時に希望の夕食時刻(17:30以降)を選択できました。
会場は日昇館レストラン「サンライズ」
夕食は時間予約制なので、人でごった返すことなく、快適に食事ができました。
会場はオーシャンビューなので、窓側席からはこんな光景が楽しめます。
食事メニューは和・洋・中で、種類豊富でした。
お刺身やお寿司もありましたが、3種盛りになっているため、「マグロだけたくさん食べたい!」は叶いません。
那智勝浦の名物・生マグロを堪能するなら、絶対に飲食店で食べた方が美味しいです。
バイキングの醍醐味は「究極のグルメ」ではなく、「いろんな食べ物を少しずつ食べたい」なので、その点では満足できる内容でした。
アルコールは別料金ですが、今回は旅行ツアーの特典で果実酒3種類を試飲できました。
桃の果実酒がとても美味しかったです。
朝食バイキング
【朝食】
予約なし、7:00開店。
会場はなぎさ館レストラン「エバーグリーン」
食事メニューは和・洋で、こちらも種類豊富でした。
ホテル浦島は敷地が広大なので、基本的に人混みはありませんでした。(HSP的には超ありがたい♪)
唯一の人混みが、この朝食バイキング。
7時の開店ぴったりに着いたのですが、すでに店内は混雑していました。
ショッピングモールのフードコートのような、ガヤガヤした雰囲気。
そうか、予約制じゃないバイキングはこんなに混むのか。。。
今後の旅の参考になりました。
館内の散策エリア
ホテル浦島の敷地内には、狼煙山遊園(のろしやまゆうえん)という散策エリアがあります。
本館からは超長いエスカレーター(スペースウォーカー)を上り、山上館を通って狼煙山遊園へ行きます。
【注意】散策エリアは屋外なので、靴を履いて出かけましょう
散策エリアからは那智勝浦を一望でき、
平維盛(たいらのこれもり/平清盛のイケメン孫)の最期の地と言われている山成島を見ることができます。
以前は浦島稲荷神社があったのですが、令和6年3月28日に三重県紀宝町成川に移転したそうです。
鳥居はまだ残っていました。
ホテル浦島【まとめ】
- ホテルへは送迎船かシャトルバスで移動。発着場所は観光桟橋
- 送迎船は11-14時台は運休
- 温泉は全部で6つ(内1つは山上館宿泊者限定)
- 洞窟風呂の忘帰洞(ぼうきどう)が有名
- 宿泊棟は4つ。本館はリーズナブルで、温泉巡りの動線が最も良い
- 夕食バイキングは予約制で快適、朝食バイキングは予約不可で混雑する
- マグロを堪能するなら、バイキングより飲食店がおすすめ
- 狼煙山遊園は屋外にあるので、靴で出かけるべし