【熊野古道6】洞窟温泉がすごかった!ホテル浦島 宿泊レポート

熊野古道

こんにちは、ネコリテです。

HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記をお届けしています。

今回は那智勝浦にあるホテル浦島の宿泊体験をレポートします。

亀に乗って竜宮城へ!ホテル浦島の基本情報

どこにあるの?

ホテル浦島は那智勝浦町にある、とても大きなホテルです。

半島まるごとホテルの敷地という広大さ。

紀伊勝浦駅から観光桟橋へ行き(徒歩約7分)、そこから送迎船でホテルへ向かいました。

敷地内には本館、日昇館、なぎさ館、山上館(高級)という4つの宿泊棟があります。

http://www.urashimachain.co.jp/pamphlet.pdf

今回は本館に宿泊しましたが、夕食バイキングは「日昇館」、朝食バイキングは「なぎさ館」などレストランが指定されており、館内の移動にはとても時間がかかりました。

ただ本館はホテルの中央にあるので、敷地内にある5ヶ所の温泉巡りをするには便利でした。

送迎船レポート

ホテル浦島の送迎船は、こちらの観光桟橋から発着しています。

ホテルのチェックインは15時。

14時半頃からチェックインのお客さんで混雑することを想定し、早めに浦島へ向かうことに。

しかし…

11~14時台は、船の運航がありませんでした。

“この間は、送迎車にて観光桟橋まで送迎致します”

観光桟橋まで…ということは、ここからホテル行きは出てないのかな?

でもHPには「船かシャトルバスで送迎」と載っていたから、シャトルバスでホテルへ行けるはず。

桟橋の近くにホテル浦島の案内所を見つけ、そちらで確認することにしました。

しかし係員不在で、案内所は閉まっていました。

ホテル行きのシャトルバスの時刻表が張り出されており、発着場所は船と同じ観光桟橋ということがわかりました。

観光桟橋へ戻り、シャトルバスを待っていましたが、出発時刻になっても来ない。。。

結局バスは諦め、送迎船を待つことにしました。

平日で15時発の送迎船は、ぼちぼちの混み具合。

亀さん号で、5分程度のクルージングを楽しみました。

そしてホテル浦島の本館へ到着。

チェックインをすると、受付で館内マップがもらえました。

コスパ良しな本館

今回泊まったのは、本館和室(10畳)。

4つある宿泊棟の中では、最もリーズナブル。

昭和レトロな雰囲気が漂う、清潔感のある部屋でした。

女子2人旅には、十分な広さです。

オーシャンビューで、大きな窓は開放感がありました。

部屋には浴衣、フェイスタオル、バスタオル、入浴用かごバッグが置いてありました。

ちなみに宿泊費は【1泊2食付】で約1.5万円。(6月の平日)

温泉も充実しており、とてもコスパ良しでした。

とにかく温泉がすごい!

ホテル浦島には6つの温泉があります。

http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/

「遥峰の湯」は山上館宿泊者専用なので、今回入浴できるのは5つの温泉

しかし館内がとても広いので、1泊で5箇所を入浴するのはかなり大変でした。

チェックイン後すぐに入浴、夕食後すぐに入浴、寝る前に2つ入浴、翌日は朝食前に入浴。

こんな感じで「温泉でまったり」とは程遠い、過酷なスケジュールでした。

もはや温泉修行。笑

ホテル浦島は洞窟温泉が名物なので、のんびり過ごされたい方は忘帰洞(ぼうきどう)玄武洞(げんぶどう)の2箇所だけも満足できるかと思います。

http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/
http://www.hotelurashima.co.jp/hotspring/

この洞窟風呂が大人気ということもあり、それ以外の温泉はガラガラでした。

早朝や夜遅い時間は貸切状態でしたので、混雑が苦手なHSPさんには「磯の湯」「滝の湯」「ハマユウの湯」も快適かと思います。

ちなみにチェックイン時にもらった館内マップの裏は、温泉スタンプラリーになっています。

これを制覇したくて、頑張りました。

スタンプラリーは4箇所でコンプリートでき、「ハマユウの湯」か「滝の湯」はどちらか1つの入浴でOKです。

私は両方入浴しましたが、1つだけ入るなら「滝の湯」がおすすめです。

大きな岩があり、洞窟風呂のような非日常な温泉を感じられます。

「ハマユウの湯」は普通の内風呂でした。

ホテル浦島のバイキング

夕食と朝食はバイキング形式でした。

夕食バイキング

【夕食】

時間予約制。チェックイン時に希望の夕食時刻(17:30以降)を選択できました。

会場は日昇館レストラン「サンライズ」

夕食会場サンライズ

夕食は時間予約制なので、人でごった返すことなく、快適に食事ができました。

会場はオーシャンビューなので、窓側席からはこんな光景が楽しめます。

食事メニューは和・洋・中で、種類豊富でした。

お刺身やお寿司もありましたが、3種盛りになっているため、「マグロだけたくさん食べたい!」は叶いません。

那智勝浦の名物・生マグロを堪能するなら、絶対に飲食店で食べた方が美味しいです。

バイキングの醍醐味は「究極のグルメ」ではなく、「いろんな食べ物を少しずつ食べたい」なので、その点では満足できる内容でした。

スイーツと和歌山ラーメン

アルコールは別料金ですが、今回は旅行ツアーの特典で果実酒3種類を試飲できました。

左からみかん・桃・じゃばらの果実酒

桃の果実酒がとても美味しかったです。

朝食バイキング

【朝食】

予約なし、7:00開店。

会場はなぎさ館レストラン「エバーグリーン」

食事メニューは和・洋で、こちらも種類豊富でした。

ホテル浦島は敷地が広大なので、基本的に人混みはありませんでした。(HSP的には超ありがたい♪)

唯一の人混みが、この朝食バイキング

7時の開店ぴったりに着いたのですが、すでに店内は混雑していました。

ショッピングモールのフードコートのような、ガヤガヤした雰囲気。

そうか、予約制じゃないバイキングはこんなに混むのか。。。

今後の旅の参考になりました。

館内の散策エリア

ホテル浦島の敷地内には、狼煙山遊園(のろしやまゆうえん)という散策エリアがあります。

http://www.hotelurashima.co.jp/pamphlet.pdf

本館からは超長いエスカレーター(スペースウォーカー)を上り、山上館を通って狼煙山遊園へ行きます。

スペースウォーカー。所要時間5分45秒

【注意】散策エリアは屋外なので、靴を履いて出かけましょう

散策エリアからは那智勝浦を一望でき、

那智勝浦の町並み

平維盛(たいらのこれもり/平清盛のイケメン孫)の最期の地と言われている山成島を見ることができます。

山成島
芝生広場
展望台。望遠鏡は無料でした

以前は浦島稲荷神社があったのですが、令和6年3月28日に三重県紀宝町成川に移転したそうです。

鳥居はまだ残っていました。

ホテル浦島【まとめ】

  • ホテルへは送迎船かシャトルバスで移動。発着場所は観光桟橋
  • 送迎船は11-14時台は運休
  • 温泉は全部で6つ(内1つは山上館宿泊者限定)
  • 洞窟風呂の忘帰洞(ぼうきどう)が有名
  • 宿泊棟は4つ。本館はリーズナブルで、温泉巡りの動線が最も良い
  • 夕食バイキングは予約制で快適、朝食バイキングは予約不可で混雑する
  • マグロを堪能するなら、バイキングより飲食店がおすすめ
  • 狼煙山遊園は屋外にあるので、靴で出かけるべし

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