こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な感覚で、旅先でのリアルな体験をお届けしています。
今回お話するのは、ANA国内線に搭乗した際に表示された「天候調査中」という通知について。
「これって欠航のサイン?」「いつまで待てばいいの?」
私自身が不安でいっぱいだった体験を、当時の状況や対処法とあわせて詳しくご紹介します。
飛行機の「天候調査中」とは? ※実際のメール
2025年某日、宮崎空港にて。
名古屋(セントレア)へ向かうフライトを待っていると、ANAからこんなメールが届きました。
天候調査中のお知らせ
出発地悪天候のため、運航に影響がないか天候状況の確認を行います

天候調査とは文字通り、悪天候(台風・降雪・霧・強風など)の時に、フライトが安全に運航できるかどうかを確認するための調査です。
状況は理解できたものの、ここで2つの疑問が浮かびました。
- 当時の宮崎空港は、風の弱い小雨。これが「悪天候」なのか?
- 他の路線(例:羽田行き)は通常運航なのに、なぜセントレア行きだけが影響を受けたのか?
考えられる理由としては、セントレア行きのANA4690便はジャンボ機ではなくプロペラ機のため、わずかな悪天候でも運航に影響が出やすかったのかもしれません。
天候調査中のフライトは結果に関係なく、変更や払い戻しができる
天候調査中は「遅延するか、欠航するかわからない状況」ですが、この段階で、手数料なしで変更や払戻しが可能のようです。
ANAから届いたメールのリンクから、運航状況を確認することができました。
運航状況のご案内
備考欄に「航空券の取り扱い」がついている便は、実際の運航状況に関わらず、手数料をいただかずにご搭乗便の変更及び払い戻しを承ります


「航空券の取り扱い」と表示されており、私のフライトは変更や払い戻しの対象になっていました。
しかし、この便に乗らなければ後の予定に間に合わない状況だったため、天候調査の結果が出るまで待つしかありません。
飛行機は速くて便利な公共交通機関ですが、スケジュールが大きく狂うリスクがあることを、今回改めて痛感しました。
台風や雪の時期は警戒していたものの、「ANA」「国内線」という安全神話にすっかり甘えてしまい、自分の危機管理意識の低さに気付かされました。
待機中の不安
宮崎空港はそれほど大きくないため、何時間もフライトを待つのはなかなか大変です。
海外旅行なら「いざという時の読書用の本」など暇つぶしを用意していますが、今回は国内線で、しかもよく利用する便だったので、完全に油断していました。
「遅延ならまだしも、もし欠航になったら…泊まることになったら着替えはどうしよう…」
と考え始めると、どんどん不安になってきました。
天気予報では小雨もそろそろ止むはずだったので、フライトは遅延しつつも運航されるだろうと気持ちを切り替え、結局スマホゲームで現実逃避をしていました。笑
【まとめ】天候調査の時系列
フライト予定時刻の20分前、ようやく運航できることが決まりました!
ANAからはこんなメールが届きました。
天候調査結果のお知らせ
天候状況を確認した結果、他空港への着陸、出発地への引き返しなどの条件を付けずに運航いたします

今回の天候調査を時系列でまとめると、このような流れでした。
結果的には予定時刻より15分ほどの遅延で済み、大きな影響はありませんでした。
しかしそれ以上に、
「このまま飛ぶのか分からない」
「欠航したらどう対応すればいいのか」
という先の見えない不安の方が、ずっと精神的にこたえました。