こんにちは、ネコリテです。
HSP(繊細な気質)ならではの視点で、旅の体験記を綴っています。
大型連休の旅行といえば、どこへ行っても人、人、人……。
人混みが苦手なHSPにとって、連休中の観光地巡りはかなりハードルが高いですよね。
しかし今回、私は「GWに鹿児島屈指の観光名所・仙巌園へ行く」という、ちょっと勇気のいる冒険をしてきました!
その目的は、ただ一つ。
仙巌園の敷地内にある「猫神社」へどうしても行きたかったからです。
ちょうどGWに鹿児島へ行く用事があり、愛知県在住の私としては「このタイミングを逃したら、次はないかも…!」と、混雑覚悟で足を運ぶことにしました。
結論から言うと、しっかり対策を立てれば、GWでも人混みのストレスを最小限に抑えて大満足の旅ができました!
今回は混雑回避のコツや、仙厳園・猫神社のリアルな情報をお届けします。
仙厳園の基本情報
| 施設名 | 名勝 仙厳園 |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(最終入場 16:30) |
| 入場料 | 大人 1,600円(御殿・尚古集成館を含む) |
| 駐車料金 | 500円 |
| アクセス | ・鹿児島空港から車で約45分 ・JR仙巌園駅から徒歩1分 |

仙厳園(せんがんえん)とは?
約350年前に造られた薩摩藩・島津家の別邸で、日本を代表する広大な大名庭園です。
園内がある磯地区は、2015年に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産にも登録されました。
見どころは?

広大な庭園:雄大な桜島を背景にした、美しい借景が楽しめます。
御殿:島津家の住まいであり、国内外の要人を迎える迎賓館としても使われました。
猫神社:猫を祀った小さな社です。※神社ではありません
おみやげ店:鹿児島の伝統工芸品や特産品、お菓子などが充実しています。
産業遺産:反射炉跡や尚古集成館など、日本の近代化の歴史を感じられます。
歴史を彩る「島津家」の有名人
島津家は、鎌倉時代から明治時代まで約700年間、現在の鹿児島県を中心とする薩摩藩を治めた大名一族です。
- 島津斉彬(28代当主/11代藩主)
欧米列強の脅威をいち早く見抜き、製鉄・紡績・ガラス製造などを進めて薩摩藩の近代化に取り組みました。西郷隆盛や大久保利通など優秀な人材を輩出し、明治維新の土台を築いた名君として知られています。 - 天璋院(篤姫) 島津斉彬の養女となり、江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室となった人物です。幕末には江戸城の無血開城にも尽力しました。
混雑状況と駐車場
鹿児島空港から仙巌園までは、車で約45分。
道中は美しい桜島を窓越しに眺めながらのドライブで、「鹿児島に来たんだ!」と一気にテンションが上がります。

GWなので大渋滞を覚悟していましたが、朝の8時台では道路はスムーズでした。

今回は以下のタイムスケジュールで動き、人混みを避けて過ごすことができました。
- 09:15 ── 仙巌園に到着(駐車場は余裕あり)
- 09:20 ── 「両棒餅屋」で名物ぢゃんぼ餅を堪能(空いてました)
- 09:40 ── 「御殿」の室内見学と、庭からの桜島を楽しむ
- 10:10 ── 展望広場を経由して、お目当ての「猫神社」へ参拝
- 10:30 ── お土産店「島津のれん」で買い物をして退園

私が仙厳園に滞在した「9:15~10:30」の間は、GWとは言えごった返すほどの混雑はありませんでした。
敷地自体がとても広いこともあり、人混みの圧迫感はなく、快適に過ごせました。
帰る頃(10:30)には駐車場が満車になっており、臨時駐車場の案内が出ていたので、スムーズに駐車したい方は開園直後がおすすめです。
名物の両棒餅(ぢゃんぼもち)
園内に入って最初に訪れたのは、入口の近くにある「両棒餅屋」です。

両棒餅とは、2本の串が刺さった一口サイズのお餅で、鹿児島の郷土菓子。

武士が腰に2本の刀(大小)を差していた姿に見立てて「両棒」と呼ばれたという説や、中国語の「両棒(リャンボー)」が鹿児島弁で訛って「ぢゃんぼ」になったという説があります。
実を言うと、数年前にテレビで見て以来、いつか鹿児島へ行ったら両棒餅の有名店「平田屋」さんに行こうと心に決めていました。
しかし、GWの人気店は駐車場の争奪戦が必至…。
駐車スペースを巡るピリピリした空気や、迷惑な路上駐車を見るのは、HSPにとって心がすり減る大きなストレスです。
そこで今回は無理をせず、九州在住の知人から「両棒餅は色んなお店を食べ比べたけど、仙巌園が一番おいしかったよ!」と太鼓判を押されていた、園内のお店でいただくことにしました。

入店したのは朝の9:20頃。
「お昼近くになると混むかも」と予測して最初に向かったのが大正解で、なんと店内はお客さんが誰もいない貸し切り状態!
静かで落ち着いた空間のなか、ゆっくりと味わうことができました。
両棒餅は平らなみたらし団子のようなお餅で、歩き始める前のエネルギー補給にぴったりでした。
御殿と写真スポット
小腹を満たした後は、島津家の住居兼迎賓館だった「御殿」へ。
こちらは靴を脱いで上がります。

一見すると純和風の建物ですが、家具やインテリアの随所に洋風のエッセンスが取り入れられていて、明治維新のモダンな空気感を感じられます。

そして、この御殿の縁側から眺めるお庭こそが、仙巌園の一番の写真スポットです。
目の前に広がる雄大な桜島を「借景」として取り入れた景色は、見事なまでの美しさ。


そして爽やかな風にたなびく「のぼり旗」と桜島のコラボレーションを眺めていると、
「昔の人も、同じ景色を見ていたんだな…」
と、感慨深い気持ちが湧いてきました。
そんな余韻に浸りながら、園内の奥地にある「桜島展望ポイント」と紹介されている広場へ向かいました。
「さぞかし素晴らしい絶景が広がっているのだろう」と期待して足を運んでみたのですが…。


確かに桜島は見えますが、桜島の写真を撮るなら先ほどの「御殿の庭園前」だけで十分に満足できるかな、というのが正直な感想でした。
猫神社(ねこがみしゃ)とAIM寄付
さあ、いよいよ私にとって仙厳園のメインディッシュ、お目当ての「猫神社」へ向かいます。
こちらは「神社」という名前がついていますが、神社ではなく「猫神」のお社になります。

猫神社は木々の生い茂る坂道の先にあり、庭園のにぎわいから少し離れた静かな場所にひっそりと佇んでいます。

猫神社の近くにある猫の像は、動きや表情がとてものびのびとしていて、まるで生きているかのようにリアルでした。


猫神社の歴史的な由来
猫神社の石碑には、猫神に由来が書かれていました。

時は戦国時代。島津義弘が文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際、戦場へ7匹の猫を連れて行きました。
猫を連れて行った理由は「猫の瞳の形の変化を見て、時刻を知るため」だったと言われています。
その過酷な戦場から、無事に帰国することができた2匹の猫「ヤス」と「ミケ」を祀ったのが、この猫神社の始まりだそうです。
愛猫家として、応援したい場所
実は観光地としての仙巌園だけなら、人混みが苦手な私は「わざわざ混雑するGWに行かなくていいや」と避けていました。
それでも今回足を運んだのは、この猫神社で販売されている「AIM医学研究所への寄付付き参拝記念証」が欲しかったから。
猫は体質的に、とても腎臓病にかかりやすい生き物です。
現在、猫の腎臓病治療に効果が期待される「AIM」という薬の研究開発が進められており、愛猫家の間で大きな注目を集めています。

2026年4月に農林水産省へ動物用医薬品としての製造販売承認申請済で、2026年内~2027年春には薬の実用化が期待されています。
わが家の愛猫も腎臓病を患っているため、このAIMの認可を心待ちにしています。
ちょうどGWに鹿児島へ行く用事があったこともあり、「これは何としても猫神社へ行って応援しなければ!」という思いがありました。
寄付付き商品の中で私が選んだのは、「切り絵参拝記念証」です。


参拝記念証は神社の御朱印のようなもので、商品価格1,200円のうち200円がAIM医学研究所へ寄付される仕組みになっています。
猫神社グッズはおみやげ店の「島津のれん」「丸十のれん」で販売しています。
鹿児島観光を予定されている猫好きさんは、ぜひ仙厳園の猫神社へ足を運んでみてくださいね。