こんにちは、ネコリテです。
HSPならではの繊細な視点で、旅の体験記を書いています。
今回は栗好きが虜になる中津川の銘菓、栗粉餅(くりこもち)の食べ方についてレポートします。
栗粉餅(くりこもち)の欠点
栗好き界隈では、栗きんとん以上の人気を誇ると言われている栗粉餅。
お餅にたっぷりの栗粉がまぶされた栗菓子で、栗粉の贅沢な使い方が名物となっています。
お店によって栗粉の量に差はありますが、開封時にお餅が見えないというのがスタンダード。
お餅は6~8個ほど入っています。
このたっぷりな栗粉は、栗好きにとってはたまらないのですが、ちょっとした欠点にもなっています。
それは粉がこぼれやすく、最後に栗粉が余りがちなこと。
たっぷりゆえの贅沢な悩みです。笑
そしてもう一つ、鮮度が重要視されている栗粉餅だからこそ、その消費期限の短さも悩ましいところ。
多くの方が栗粉餅を買うために、はるばる遠方からお越しになっているかと思います。
私もその一人です。
車で約3時間、高速道路代は往復8,000円近くかかります。
そのため栗粉餅を「少しずつ」「余すところなく」大切に食べたい!という気持ちが強いです。
今回はそんな栗粉餅マニアによる、裏技的な食べ方を紹介しますね。
こぼさず食べるコツと「余った栗粉」の有効活用
準備するのは小皿とラップ
箱に入ったままで食べると、栗粉がこぼれやすいです。
そのため食べる分を小皿に分けておくと、こぼさずに食べることができます。
小皿にお好みの量の栗粉をかけますが、あまり多すぎるとこぼれやすいのでご注意を。
私はこの写真↑くらいの分量がちょうど良いです。
そして箱に余った栗粉がこちら。
粉のままでは食べにくいので、私は栗きんとんにして食べています。
作り方はとても簡単♪
ラップに余った栗粉をのせて、
ぎゅっと絞るだけ。
すると栗きんとんが出来上がります。
栗粉餅の栗粉は「栗きんとんをそぼろ状にしたもの」なので、固めたらお馴染みの栗きんとんになるんです。
栗粉は何g余るのか?
1箱あたり、何gの栗粉が余るのかを調べてみました。
3店の栗粉餅で比較してみると、
1箱の余った栗粉から、約20-40gの栗きんとんが作れました。
市販の栗きんとんが1個25gくらいなので、1箱あたり栗きんとん1~1.5個がオマケで付いているという結果になりました。
この事実に気付いてから、栗きんとんはこのオマケで済ませています。笑
栗粉餅を「冷凍保存」してみた結果
消費期限が当日中と、日持ちしないことで有名な栗粉餅。
しかし遠方住まいの栗粉餅マニアにとって、1日で食べ切るなんてことは、もったいなくてできません。。。
というわけで、禁断の「冷凍保存」をしています。
★公式には推奨されていませんので、自己責任でお願いします
一度の中津川訪問で3箱くらい購入し、当日に数個だけ食べて、残りは冷凍保存しています。
そして2-3週間かけて、少しずつ食べるのが至極の幸せ♪
そんな栗粉餅マニアの保存方法がこちらです。
「お餅2つ」と「ティースプーン1杯分の栗粉」を1セットでラップに包みます。
ラップに包んだら、ジップロック袋に入れて冷凍保存。
解凍はお皿に1セットをのせ、1~2時間くらい自然解凍します。
試しに電子レンジで解凍したことがありますが、お店によってお餅がドロドロに溶けてしまう商品があったので、それ以来レンジは使わないようにしています。
栗粉をかためた栗きんとんも、冷凍→自然解凍しています。
さて肝心の「冷凍による味の変化」ですが、私はあまり劣化を感じませんでした。
解凍時に栗粉がしっとりしてしまいますが(状況によっては栗粉が粘土状になる)、栗の風味は感じられました。
栗粉のサラサラ感は消失しますが、「栗きんとんに包まれた餅菓子」として美味しくいただいています。
栗きんとんは「当日購入したもの」と「解凍したもの」の区別がつかないほどで、食感や味の差はあまり気になりませんでした。
以上、個人的な結論としては栗粉餅の冷凍保存は可能でした。
【まとめ】栗粉餅マニアの食べ方
- 余った栗粉は、ラップで丸めて栗きんとんにする
- 箱に入ったまま食べると、栗粉がこぼれやすいので、小皿にのせて食べる
- 毎日少しずつ食べたいので、禁じ手の冷凍保存をしている
- 冷凍保存をしても、意外と美味しくいただける