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【鹿児島観光4】溝ノ口洞穴へ実際に行って分かった魅力と注意点

溝ノ口洞穴のブログ記事のサムネイル 鹿児島
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こんにちは、ネコリテです。

HSP(繊細な気質)ならではの視点で、旅の体験記を綴っています。

今回は鹿児島旅行で訪れたスピリチュアルな人気スポット、溝ノ口洞穴(みぞのくちどうけつ)の訪問レポートをお届けします!

SNSでも注目の神秘的な洞窟ですが、実際に訪れてみると「道の狭さ」や「混雑時の人の空気感」など、行く前に知っておきたかったリアルなポイントがたくさんありました。

実体験に基づくアクセス事情や見どころ、じっくり満喫するためのコツを詳しく解説します。

溝ノ口洞穴とは?太古のロマンを感じる神秘の洞窟

「SNSでよく見かける幻想的な写真」で話題の溝ノ口洞穴みぞのくちどうけつですが、実は地質学的にも歴史的にもかなり貴重な場所なんです。

まずはその特徴をサクッとご紹介します。

  • 約3万年前(旧石器時代)のシラス(姶良あいらカルデラ大噴火で発生した火砕流)からでき、火砕流堆積物の洞窟としては国内最大級
  • 2021年(令和3年)に国の天然記念物に指定
  • 長い年月をかけて湧き水や地下水が岩盤を削って形成された(霧島エリアは良質な湧き水で有名な名水地)
  • 天井には高温のガスが抜けた珍しい「抜けパイプ」跡がある
  • 洞窟内からは縄文人の生活痕跡も発掘されている
溝ノ口洞穴と姶良カルデラマップ
💡 知っておくと面白い!洞窟の豆知識

洞窟には成り立ちによって、さまざまな種類があります。
たとえば鍾乳洞しょうにゅうどうは石灰岩が水で溶かされてできた洞窟で、火山由来の溶岩洞窟ようがんどうくつはマグマが固まる過程でできたもの。そして溝ノ口洞穴みぞのくちどうけつは火山由来の中でも少数派な、火砕流堆積物かさいりゅうたいせきぶつからできた珍しい洞窟です。

  • 【溶岩】マグマそのもので、ドロドロとゆっくり流れる
  • 【火砕流】岩石や灰がガスと混ざり、時速100km超の猛スピードで一気に流れ下る
溝ノ口洞穴の成り立ち

九州ではこの「火砕流」が積み重なった地層をシラス台地と呼びます。
本来シラスでは洞窟が作られにくく、その理由は、
① 水に溶けにくい(石灰岩のように溶食されない)
② トンネル状にならない
③ 元はやわらかい物質(押し固められて溶結凝灰岩にならないと天井は崩落)
そのため大きな空洞が作られにくいのですが、奇跡的な条件が重なり、この巨大な溝ノ口洞穴が誕生しました。

行き方の注意点

溝ノ口洞穴があるのは、鹿児島県曽於そお市という宮崎県に近い場所になります。

溝ノ口洞穴マップ

【所在地】鹿児島県曽於そお財部町下財部たからべちょう しもたからべ4907付近

近くに駅やバス停がないので、移動手段は車のみです。

鹿児島空港からは車で約50分、鹿児島市内からは1時間半~2時間くらいの距離。

訪れる前に一番心配だったのが、口コミで見かけた「道が狭くて運転が大変」というものでした。

ここも「秘境の絶景あるある」で、アクセスに苦労するタイプなのかな…?とドキドキしていましたが、実際の道路状況は思ったより大丈夫でした。

とは言え、注意点がありましたので2つお伝えしますね。

道路状況と「離合」について

山道ではなく舗装された田舎道なので、運転自体はそこまで大変ではありませんでした。

ただし、洞穴の手前約1kmは対向車とすれ違えない細い道になります。

溝ノ口洞穴へ向かう道
溝ノ口洞穴近くの細い道路

名古屋では馴染みがない離合りごうという言葉。九州では「狭い道で車同士がすれ違うこと」を意味し、「離合りごう困難」「離合りごう箇所」となどの道路標識があるよ

狭い道にはなりますが、もともと交通量が少ないことと、所々に離合エリア(退避スペース)が用意されていたので、「秘境絶景スポット」の中ではアクセスしやすい部類だと思います。

今回はゴールデンウィーク中に訪れましたが、すれ違った車は行き3台(AM10:30)、帰り1台(AM11:00)と少なかったです。

ただし溝ノ口洞穴の駐車場に停まっていた車の台数から推測すると、タイミングによっては帰りは10台以上とすれ違っていた可能性もあるな…と感じました。

ナビの罠に注意!

カーナビに目的地を設定して向かったのですが、途中でナビが間違った道案内をしました。

近くまで来たらナビだけに頼らず、道路脇に出ている案内看板をしっかり確認しながら進むのが確実です。

溝ノ口洞穴の案内看板
溝ノ口洞穴の案内看板

駐車場・トイレ・懐中電灯の無料貸出し

駐車場(2箇所あり)

  • 一般駐車場洞穴の手前約300mの位置にあり、数十台停められる広めの駐車場です。秘境スポットとしてはありがたい広さ!駐車料金は無料。GW中の駐車台数は10:30時点で5台。帰りの11:00頃には20台近くに増えていました。
  • 思いやり駐車場洞穴のすぐ前に4台分あります。こちらは車椅子をご利用の方、体の不自由な方などの優先駐車場となっています。
溝ノ口洞穴の駐車場
一般駐車場
溝ノ口洞穴へ向かう道路
一般駐車場から洞穴・優先駐車場までは200m

トイレと懐中電灯の貸し出し

一般駐車場からは200mほど、このような道を歩きます。

溝ノ口洞穴

すると「思いやり駐車場」が見えてきて、奥にはトイレと懐中電灯の貸出し小屋があります。

溝ノ口洞穴の優先駐車場

懐中電灯を借りる際は、こちらで記帳をします。

溝ノ口洞穴

洞穴内は真っ暗なので明かりがあった方が良いですが、なんと借りた懐中電灯の光がめちゃくちゃ弱い…

電池が切れる直前だったのかな?

結果的にスマホのライトの方が明るく照らせたので、あらかじめスマホの充電をしっかりしておくか、手持ちの強力なライトを持参すると安心です。

ちなみに「洞穴の入口の写真だけ撮れれば十分!」という場合は、明かりがなくても大丈夫です

いざ、洞穴内を探検!

懐中電灯を借りたら、小屋の脇から奥へと進んでいきます。

溝ノ口洞穴
溝ノ口洞穴

鮮やかな赤い鳥居が見えてきて、その先にいよいよ溝ノ口洞穴が現れます!

溝ノ口洞穴

SNS等で見る写真は「赤い鳥居を背景に、洞窟の中から外を撮影したもの」がほとんどなので、外観を見た時は「おお、こういう構造だったのか!」と新鮮な驚きがありました。

溝ノ口洞穴

入口には観音様が祀られており、漂うお線香の香りがさらに神秘的なムードを引き立ててくれます。

一歩足を踏み入れると、そこは吸い込まれそうなほどの漆黒の世界。

人間としての本能的な畏怖いふを覚えるような、独特の緊張感がありました。

溝ノ口洞穴
入口以外は真っ暗

洞穴内は奥深くまでは進めず、途中に立入禁止のロープが張られていました。

溝ノ口洞穴
立入禁止ロープ

そのため、洞窟探検というよりは「雰囲気を味わい、内部から鳥居を背景にした写真を撮る」ことがメインになります。

溝ノ口洞穴
定番の写真構図

今回の滞在時間は、駐車場からの移動も含めて約30分でした。

この日はあいにくの雨模様でしたが、洞穴内は濡れることもなく、むしろ雨によるしっとりとした空気が場所の雰囲気にマッチしていてとても素敵でした。

実際に行ってみたリアルな感想

ロケーションとしては本当に神秘的で、「ここで縄文人も祈りを捧げたりしていたのかな」と想像が膨らみ、とてもエモい気持ちになれる場所です。

ただ正直なところ、思っていたよりも人が多かったです

溝ノ口洞穴のイメージイラスト
再現イメージ図

へんぴな場所にある知る人ぞ知る絶景といった雰囲気なので「GWとはいえ、観光客も数人くらいかな?」と思っていたら甘かった…。

「神秘的な雰囲気に清められたい」なんて思っていたのも束の間、周囲のザワザワした雰囲気にのまれ、気付けば「人が途切れた隙に写真を撮らなきゃ!」と煩悩にまみれていました。笑

この状況ではどうしても写真に人が写り込んでしまうため、人の流れが途切れる一瞬を待つことに。

癒やされに来たはずなのに、常にシャッターチャンスを狙うギラギラしたハンターと化す。笑

溝ノ口洞穴

「よし、今だ!」とようやく撮れたのがこの一枚。

溝ノ口洞穴へ来られる多くの方は、この「赤い鳥居を背景にした、入口の写真」がお目当てなのでしょう。

だからこそ皆さん、周囲へ配慮してサッと撮って場所を譲ったり、撮影中の方の画角に入らないよう待ったりと、素晴らしい「空気を読む力」を発揮されていました。

観光地でこのような場面に遭遇すると「さすが日本人!」と朗らかな気持ちになります。

ただ中には、ベストポジションを長時間占有してポージングし続ける方もチラホラ…。

せっかく来たからには、納得のいく写真を残したい気持ちも、すごく分かるんですけどね。

HSPの私は「他人様のご迷惑になってはいけない」という思いが強いので、写真を撮り終えたら、他の方の撮影の邪魔にならないようサッと小走りで帰りました。

混雑時はどうしても気が散ってしまうので、本来のパワースポット感を堪能したい方じっくり撮影をしたい方は、早朝など人が少ない時間帯がおすすめです。

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