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【鹿児島観光6】雨の日&連休も安心!穴場スポット・上野原縄文の森

上野原縄文の森のブログ記事サムネイル 鹿児島
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こんにちは、ネコリテです。

HSP(繊細な気質)ならではの視点で、旅の体験記を綴っています。

「GWや夏休みの連休、どこに行っても人混みばかりで疲れてしまう…」
「雨の日でも静かにゆったり楽しめる観光スポットはないかな?」

そんなお悩みをお持ちの方におすすめしたいのが、鹿児島県霧島市にある上野原うえのはら縄文の森」です。

今回は、縄文好きな私が実際に現地を訪れて分かった混雑状況や見どころ、HSP目線で感じた巡り方のコツをリアルレポート形式でお届けします!

「上野原縄文の森」ってどんなところ?

上野原縄文の森

上野原うえのはら縄文の森」は鹿児島空港から車で約40分、霧島市国分こくぶエリアにある広大な縄文遺跡公園です。

縄文時代早期の国内最古・大規模集落跡上野原うえのはら遺跡」を中心に整備されています。

所在地:鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森1番1号

上野原縄文の森マップ

「上野原縄文の森」の中央には、このような道路が通っています。

この道路を境にエリアが2つに分かれており、国道10号から向かうと左側が「体験エリア」、右側が「見学エリア」となります。

上野原縄文の森マップ
  1. 体験エリア(左側) 体験学習館をはじめ、アスレチックや広大な芝生広場があるお子様・ファミリー向けのエリアです。体験イベントなどもこちらで開催されています。
  2. 見学エリア(右側) 出土品が並ぶ展示館や、復元された竪穴住居、発掘当時の状態をそのまま保存した遺跡保存館などがある歴史・縄文文化を深掘りしたい人向けのエリアです。

今回は人混みを避け、静かに歴史に浸りたかったため、右側の「見学エリア」をじっくり巡ってきました。

「人混みが苦手」や「雨の日」の観光に最適な理由

【駐車場ついて】
・駐車台数:左右のエリアに大型駐車場あり(計400台)
・駐車料金:無料

【訪問時の混雑具合】
私が訪れたのは、大型連休(GW)の14時頃。当日はあいにくの雨模様でしたが、びっくりするほどガラガラでした。

私の経験上、縄文系のミュージアムは大型連休中であっても比較的混雑しにくい傾向があります。

そのため、次のような方にとてもおすすめです。

  • 連休中の「どこに行っても人だらけ」な混雑が苦手な方
  • 静かな空間でマイペースに観光したい方(HSPさんにも最適!)
  • 夏休みに涼しい室内で過ごしたい方
  • 旅行中の急な雨で、予定変更の行き先を探している方

悪天候や混雑を気にせず、自分のペースでゆったり過ごせる穴場スポットです。

ちなみに縄文時代は歴史の授業でサラッと流されてしまうため、こんな風に思っている方が多いかと思います。

「縄文時代って原始時代でしょ?」
「縄文時代と弥生時代って、ほぼ同じでしょ?」

そんな誤解をされている方は、ぜひコチラの記事で縄文時代の魅力を知ってください。

これを読んだらオーガニックや自然派がお好きな方、そして平和主義な方は、縄文沼にハマる可能性「大」です。笑

九州で起きた「縄文最大の自然災害」

「上野原遺跡」は、縄文ファンにとって特別な意味を持つ場所でもあります。

なぜならここは、7,300年前(縄文時代の半ば)に発生した鬼界きかいカルデラ噴火(アカホヤ噴火)の被災地だからです。

鬼界カルデラ噴火が起きた年代は、暦年補正が施された「約7,300年前」が主流になってるけど、文献によっては補正前の「約6,300年」と載っていることがあるよ

鹿児島の南方約100kmで起きたこの超巨大噴火は、海を越えて鹿児島南部へ火砕流が押し寄せ、南九州を壊滅させました

火山灰は九州から西日本(和歌山付近)まで20〜30cm降り積もり、はるか東北へも届いたとされています。

鬼界カルデラ噴火の降灰
アカホヤ火山灰が降ったエリア

森林や生態系は深刻なダメージを受け、成熟しつつあった南九州の縄文文化は一瞬にして途絶えてしまいました

鬼界カルデラ噴火後の南九州は数百年〜1,000年近くも無人地帯が続き、その後は少しずつ遺跡が増えていきました。

縄文年表
実は縄文時代の長さは「弥生時代~現代」の5倍!

縄文時代の全盛期(前期~中期)には、東日本を中心に多くの大規模な集落や遺跡が形成されました。

諏訪(長野県)は「縄文の首都とも言えるほど繁栄した地域であり、三内丸山遺跡(青森県)は大規模な集落や交易ネットワークを築いた場所として有名です。

上野原遺跡はそれらよりさらに古い時代(縄文早期)に作られた最古の大規模集落なので、「もし鬼界カルデラの噴火がなければ、諏訪や三内丸山遺跡に匹敵する縄文文明が花開いていただろうな」と、歴史ロマンに思いを馳せてしまいます。

【火山用語】カルデラとは?
カルデラとは

カルデラとは噴火によってできた凹んだ地形のことで、水が溜まって「湖」になったり、人々が暮らす「町」が形成されたりします。
またカルデラを縁取るように囲む山は、外輪山がいりんざんと呼ばれます。
カルデラと似た仕組みでできる地形に「火口」がありますが、わかりやすい違いはその大きさです。一般的に直径1〜2km未満の小さなものを「火口」、それを超える大きなものを「カルデラ」と呼びます。

「縄文の森展示館」の見どころ

展示館は、開放感のある現代的なミュージアムでした。

上野原縄文の森
上野原縄文の森
上野原縄文の森
矢じりなどの石器
上野原縄文の森
貝製の道具

石だけでなく「貝」を道具として加工している点から、海と共に生き、海の恵みを活かしていた地域性を感じられます。

以前訪れた長野県の茅野ちの尖石とがりいし縄文考古館は、「国宝土偶」がウリの正統派な縄文博物館という印象でしたが、上野原縄文の森は「縄文文化を楽しく学ぼう」という体験・エンタメ要素が豊富な作りになっていました。

上野原縄文の森
上野原縄文の森の縄文衣装
自由に試着できる縄文衣装

メインとなる「目玉展示」があるわけではありませんが、縄文初心者からマニアまで楽しめる工夫が凝らされていました。

  • 縄文シアター(約20分の上映で縄文生活がわかる)
  • 充実したジオラマ展示(縄文生活をイメージしやすい)
  • 縄文衣装の体験コーナー
上野原縄文の森
シアタールーム
上野原縄文の森
ジオラマ
上野原縄文の森
動くホログラム縄文人

静かで落ち着いた館内なので、じっくり鑑賞することができました。

復元された「竪穴住居」と本物の「集落跡」を巡る

展示館を出て屋外エリアへ行くと、当時の暮らしを再現した復元集落が広がっています。

上野原縄文の森
上野原縄文の森の竪穴住居

長野県で見た竪穴住居とは形状が異なり、時代や地域による違いを実感できて興味深いです。

竪穴住居の中はかなり暗く、独特の少し怖いような雰囲気がありました。

上野原縄文の森の竪穴住居

復元集落からさらに奥へ進むと、「遺跡保存館」があります。

上野原縄文の森

ここでは発掘された当時の竪穴住居跡や、集石しゅうせき(蒸し料理用コンロ)や連結土坑れんけつどこう(燻製品を作る穴)などが、そのままの状態で保存・展示されています。

これらの遺構からは、縄文人がさまざまな調理法を駆使し、豊かな海の恵み・山の恵みを美味しく味わっていた様子がうかがえます。

縄文人が原始的な生活というのは大きな誤解で、実は想像以上にグルメだったんです。

上野原縄文の森
遺跡保存館の内部

予備知識ゼロでこの遺跡保存館へ来ると「ただの土の穴?」となってしまいがちです。

先に展示館の「縄文シアター」を見ておくと、当時の人々の暮らしや背景がわかり、この保存館の面白さが伝わるかと思います。

ただし縄文に興味ゼロの方は、シアターを見た後も「ただの穴」でしかないので、保存館は省略してもいいかもしれません。

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